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「好きなことを仕事にする」
ためには、自分の好きなことを知ることを前回話しました。
”自分の感情が動くもの”になるべくたくさん触れることは大切ですよね。
会社で働くと、社内のルールや上司や同僚との人間関係を保つために、
感情を抑えることがどうしても多くなりがちです。
でも、それでは仕事を好きになることはなかなか難しいかもしれません。
今日は、仕事に対する見方と自分の価値観のベクトルを合わせていくことについて・・・
以前、いろいろなシゴトがあることを書きました。
「死事」
自分を殺して嫌々するシゴト。
楽しみや喜びを見出させずに、自分自身も周りの人との関係も
殺してしまっていること。
「仕事」
「誰かに仕えてする事」という意味。
上司や他人に仕えるという意味で、少し受身的です。
「私事」
自分の事として考えられる事をする。
もっと言えば、自分の好きな事、やりたい事をするということ。
「志事」
志や信念を持って取り組むシゴト。
個人の満足だけでなく、他人のため、社会のために
想いを持って行うシゴト。
仕事の語源を調べると、
しごとの「し」は、「動作」「行為」を行う意味の「す(為)」の連用形「し」で、
「ごと」は文字通り「事」、つまり、本来しごとは単に「すること」の意味で
しかなかったんです。
「為事」
何か自分にとって価値のあるものを為すこと。
集中し没頭できることが目の前にあること。
となります。
好きな事を仕事にする、あるいは仕事の中に好きなことを満たしていくには、
「仕事を通して、何を実現したいのか?」
といったビジョンやゴールからトップダウンで進めていく方法と、
自分が大切にしたい価値観(例:デザインする、変化する)や
満たしたいニーズ(例:役に立っている、喜んでもらう)を
仕事の中で実現していくボトムアップの方法があると思います。
どちらか一方ということではなく、両方の視点が大切ですね。
Posted by 奥富 宏幸 at 16:39 | コーチング働く | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
「好きなことを仕事にする」
ためには、そもそも自分の好きなことを知らなければいけません。
なぜそれが好きなのか、という理由も自分で棚卸ししておいた方が良いです。
好きなもの、好きなことを知り、それらに日々囲まれていれば、
気持ちが落ち込んだ時ややる気が出ない時でも、
気持ちが前に、上に向いていきます。
「あなたの好きなもの、好きなことは何ですか?」
私のオススメは、
好きな「絵」、「映画」、「色」、「場所」、「言葉」です。
好きな絵は、自分が心が落ち着く絵、気持ちが上がる絵など。
私のお気に入りの一つはこんな絵です。
これはベトナムのホイアンという町で偶然入ったギャラリーで買ったものです。
好きな色は、スマホケースや財布、名刺入れなどに取り入れても良いし、
置物やお守りなど好きなアイテムに取り入れても良いですね。
好きな場所は、家の中でも、カフェでも公園でもいいですが、
自分だけの「お気に入りの場所」をいくつか持っておくことです。
最後に、好きな言葉です。
好きな言葉を書き留めて
机や鏡、手帳などに貼っておき、目に入れるようにしておきます。
言葉の力は強力です。私も日々お世話になっています。
大切なのは「自分の”感情”が動くもの」と、
なるべくたくさん接することだと思います。
嫌な人、嫌な事があっても、
心の平静を取り戻せるあなただけの「好きなこと」「好きなもの」を
探してみてください。
Posted by 奥富 宏幸 at 17:36 | コーチング | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
「好きなことを仕事にする」
多くの人が望んでいることだと思います。
私も望んでいます。
でも、なかなか自分の思うレベルでは実現できていません。
同時に、こんなことを言う人もいるでしょう。
「好きなことをやるだけでは経済的に難しい。」
「好きなことは趣味の世界。仕事は別物だ。」
「そんな甘いことを言っていてはだめだ。」
「好きでなくても頑張って仕事をしている人がいるのを見習いなさい。」
確かに、そういう見方もあるかもしれません。
でも、上記のようなことを言う人は、
”好きなことを仕事にできていない”のですから、
そういうことを言うのは、ある意味自然なことなのかもしれませんね。
時々、好きなことを仕事にしている人にお会いして、お話を伺うと、
環境や制約条件を言い訳にするような言いぐさは出てきません。
やりたい事や好きな事が分かっていて、それ以外のことはなるべくしない。
自分の目指すべき目的と目標に向けて、何らかの行動している。
仕事を通して提供したい価値、本人なりの仕事観がある。
そんなことに関係する言葉がたくさん出てきます。
一つの仕事で好きなことを全て満たすのが無理なら、
別の仕事で好きな事ができるようにするのも良いですね。
・社内プロジェクト
・週末起業、ミニ起業
・プロボノ
・NPO
・クラウドファンディング(寄付)
・地域活動
・ボランティア活動
好きな事をできる「場所」を増やすのもいいアイデアですよ。
Posted by 奥富 宏幸 at 16:51 | コーチング働く | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
週末の大型台風は文字通り、嵐のように去っていきましたね。
その台風上陸のさなか、衆議院議員の総選挙も実施されました。
自公連立の一極体制変わらず、という議席数という結果だけ見れば
あまり選挙前と変わらなかったように思いますが、希望の党が立ち上がり、
政治に関する国民の意識も変わるように感じました。
ただ、今までの政治の流れの潮目を変えるまでには至りませんでした。
あまりにも時間が短すぎたのかもしれません。
短い時間で、新しい政治のうねりがウァ~と盛り上がりましたが、
冷めるのも早かったように思います。
やはり、時間をかけて積み上げきたものを崩すのは、
なかなか難しいものですね。
この先、安倍政権が続いた先の日本にどんな姿が待っているのかは
一国民のレベルでは分かりません。
政治家は、法律や規制で景気や雇用に影響を及ぼしますが、
一人ひとりの国民が望む生活を実現するには、やはり個人レベルでの
自己成長、自己実現が重要になると思います。
オネスタをつくるときに、経営理念として、
『組織の成長(成熟)と個人の自己実現の両立に貢献し、
生き生きとした社会を実現する。」
ビジョンとして、
『新しい文化やライフスタイルを創造する中小企業100社と、
自己実現を目指して働く人1000人をつくる。』
を掲げました。ビジョン到達度はまだ1%ほどですが、
夢や愛を持ち、行動する人が一人でも増えていけば、
その人が影響を与えられる、
家族、会社、地域社会も少しずつ良い方向になるはず。
夢
夢夢夢
夢夢夢夢夢
愛
愛愛愛
愛愛愛愛愛
動
動動動
動動動動動
継続あるのみ、です。
Posted by 奥富 宏幸 at 17:25 | コーチングつらつら | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
日産自動車、神戸製鋼と日本の名だたる大企業でのデータ改ざん問題は驚きました。
今までも、隠ぺい、改ざん、偽装などで、多くの企業が信頼を失ってしまいました。
「組織の隠ぺい体質は、個人の問題以外に何があるのか?」
「安全と安心の両立に必要なものは何か?」
「安心と信頼の関係はどのようにつくられるのか?」
「信用と信頼の違いは何か?」
「効率化によって得るものと失うものは何か?」
「豊かな生活とは何か?」
そんなことを考えてしまいます。
一人ひとりが、自分の利害にだけ意識を集中していると、
社会としての「広がり」は薄れ、結果として組織さらには国としての
方向性も見失うことになります。今の日本はまさにそんな状態です。
昨今の、組織の「隠ぺい、改ざん、偽装」には、いくつかの要因がありますが、
「情報過多社会」「代替可能社会」」になったことが挙げられます。
商品のライフサイクルが短くなり、世界中でありとあらゆるものが、
比較できるようになったことで、消費者が商品を、そして情報までも大量に消費し、
そのサイクルが短くなりました。
消費してから、使い方を工夫する、長持ちさせる、愛着をもつ、
などを味わう時間的、心理的余裕も減ってきました。
商品やサービスを購入して、消費はしているのですが、
実際は1シーズン使って捨てたり、
周りの情報にあおられてつい買ってすぐに飽きてしまう
といったことが増えているように思います。
人間も食べ物を口から入れたら、消費して、それが身体の栄養になるわけですが、
今の世の中は、食べたものもほとんど消費せず、体外へ出ていってしまい、
体内には何も残らない、極端な見方をすれば、そんな風に思えます。
「一人の人、一つのモノを大事に扱う」
ことを忘れないでいたいです。
Posted by 奥富 宏幸 at 15:32 | コーチングつらつら | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
現在、ある目標達成のためにコーチングセッションの練習を結構真面目にやっています。
1年半前に銀座コーチングスクールで最後のコースまで修了したのですが、
その後、仕事やプライベートでバタバタしてしまい(言い訳です)、
コーチングをどのように活かしていくかを十分考えていなかったように思います。
今年に入り、今後の自分の働き方や生き方について考えることがいくつかあり、
プロのコーチをつけて、自分と向きあう時間も作るようになりました。
コーチングをベースにして、
自分がやりたいことと、お客さまが求めることを
ああだこうだと考えていますが、
明確なイメージが湧かない→自信がない→行動スピードが遅い
という負のスパイラルに入っていました。
とりあえず行動する→自信が少しつく→イメージが少し湧く→
とりあえず行動する→自信が少しつく→イメージが少し湧く→
とりあえず行動する→自信が少しつく→イメージが少し湧く→
の繰り返しで・・・
行動スピードも自信もイメージも増大していくのだと思います。
最初のセッション練習では、なかなかいい質問ができなかったり、
質問自体が出てこなかったりで、冷や汗ものでしたが、
5回、10回と練習をしていくうちに、自分のクセの良い面も悪い面も
分かるようになってきました。
そして、さらにより良いコーチになるために何が必要なのかを考え、
それをまた次のセッションで試してみるようになりました。
まだまだ明確なイメージは湧かないですが、
クライアントからの嬉しい評価が、力の源になります。
自分にはこんなウリや強みがあるんだ!
良いものを持っているのだから、相手への見せ方を工夫すれば良い!
など、気づいたこともあります。
コーチングの可能性を感じている今日この頃です。
Posted by 奥富 宏幸 at 13:59 | コーチング | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
自分の思う通りに行かなかった事が起こった時に、
みなさんはどんな反応をしますか?
「ほら、やっぱり思った通りだ。」
と思うかもしれないでしょうし、
「何があれば良い結果になっただろう?そのために次回は何をすべきだろう?」
と思うかもしれません。
「他責」と「自責」、「原因追及」と「改善対応」のそれぞれどちらの方向に
向かっていくのか、ということだと思います。
「他責」×「原因追及」型の人は、起こった事に対して自分で責任を取りたくない、
なので、起こる前から「逃げ」の姿勢が見られます。
問題を「他人事」ととらえる傾向があります。
「自責」×「改善対応」型の人は、起こった事に対して責任をとる覚悟がありますし、
起こる前からも、問題に「自分事」として向き合います。
「後出しジャンケン」で負けないことと、
「先出しジャンケン」で負けることもあること、
どっちが自分に誠実だと思いますか?
Posted by 奥富 宏幸 at 11:53 | コーチング | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
衆議院議員総選挙まで残り1週間となりましたね。
昨日は、池袋へ所用で行きましたら、ちょうど希望の党 党首である
小池百合子さんが、若狭議員の応援演説をしていました。
今回の選挙は、政権選択選挙であると同時に、安倍首相を筆頭とした巨大与党帝国に
日本の未来をこのまままかせるべきかを判断するものになると思います。
シンプルな見方をすれば、「安定」と「変化」のどちらを目指すのか、ということです。
国、会社、組織、個人、どのレベルにおいても「安定」と「変化」は、
常に付きまとうテーマです。
私は、今までに4回転職しました。
その理由の多くは、ぬるま湯体質に危機感を覚えたり、 自分自身のチャレンジ精神が
弱くなっていると感じたことが理由でした。
転職することは、とても不安で大きなエネルギーを伴いました。
今までの居心地のよい環境を離れ、また一から仕事を覚え、人間関係を構築する、
成果を上げて周りからの評価も得なければならない。
ストレスとプレッシャーに押しつぶされそうになりそうなことも何度もありました。
カルロス・ゴーンさんが日産自動車の社長になり、 工場閉鎖や人員削減などを含めて
大改革をした時、 社内ではどんな感情が渦巻いていたのでしょうか?
不安、焦り、あきらめ、怒り、納得、期待、決意、責任感、やりがい・・・
社員の方は、いろんな感情を持ったと思います。
選挙に話を戻しますが、本来ならもう少し時間をかけて、
それぞれの党の目指すものや 候補者の人となりを見たり、
党首討論をたくさんしてもらったりして、
国民が選ぶ眼力を鍛えたいところですが、その余裕もあまりありません。
メディアからの情勢結果やネットなどでのイメージ戦略に国民が流され過ぎずに、
でも自分で候補者と国の未来を選ぶ覚悟を持つようになるにはどうすれば良いのか、
悩ましいところです。
「安定」と「変化」は、二者択一できるものではありません。
両方を包含するような第三のベクトルも探してみたいものです。
例えば、「勇気」とか。
一見、矛盾する価値観の中から何かを生み出す過程で、
愛や成長が生まれるようにも思います。
Posted by 奥富 宏幸 at 16:35 | コーチングつらつら | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
昨日は、(財)日本情報処理開発協会(JIPDEC)による
6回目の「プライバシーマーク」の更新審査を受けました。
審査員から指摘事項が出ましたが、無事終了したのでホッとしています。
プライバシーマークを取得してから10年経ったと思うと、感慨深いものがあります。
この10年間で、世界中の情報化社会の波が凄まじいスピードで押し寄せてきました。
「情報の自由化」が進んだおかげで、私たちの生活は便利になった反面、
「情報の所有権」に関わる犯罪も増えてきました。
日本でも、個人情報法保護法、特定秘密保護法、マイナンバー制度など、
個人情報の管理に関する法律や制度が整備されてきましたね。
人は、何かに管理されたい欲求が多かれ少なかれあると思いますが、
管理の度合いが強すぎると、誤魔化したり、
自分で何かをしたいという欲求が出てきます。
そして、「自由」には「責任」が伴います。
プライバシーマークを保持することの価値は「何」なのだろうということを
社内でもよく議論しています。
個人情報の管理の仕組みづくりや、
社員の意識向上、サービスの品質向上などがあると思いますが、
もっと本質的なところでのお話です。
ISO14001やプライバシーマークの集合教育も行いましたが、
日常業務で毎日忙しくしている社員にとっては、ちょっと立ち止まって、
学ぶ機会があったのは非常に良かったと思います。
「学ぶ組織、成長する組織の土台をつくる」
ことが一つのキーワードですね。
Posted by 奥富 宏幸 at 13:00 | コンサルティング家業 | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
最近、久しぶりにポストイットを大きな白い紙にペタペタ貼ることをやっています。
ワークショップなどでブレストをやる時に、ポストイットを使いますよね。あれです。
問題やテーマごとに違う色のポストイットを使い、
優先順位の高いものを上から下に、
先に始めるものから左から右に配置していきます。
ペタペタとこんな風に。
■
■■■■■
■
■
■■■■
■
やるべきことの順序や関係がひと目で分かるので、
「今」やるべきこと、「次に」やるべきこと、実現したいことがよく分かります。
やるべきことが終われば、そのポストイットははがせば良いので、
ゲーム感覚、遊び感覚で取り組むこともできます。
壁に貼ってあるので意識しますし、
意識していなくても視界に入ることがあるので、
習慣化にも効果がありそうです。
部屋が散らかっている人は、頭や心も散らかっているという言葉を
聞いたことがありますが、ポストイットは、思考を整理し、
行動を継続させるのに良いツールだと再認識しました。
キーワードは、「順序の最適化」かな。
正しい事をやることと、やる事を正しくやることの差は結構大きい。
今日はどこまで辿りつきましたか?
人生最後の一枚になるポスト・イットには何と書きたいですか?
Posted by 奥富 宏幸 at 14:27 | コーチングコンサルティング | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
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