- HOME
- >
- 奥富宏幸のブログ
本当に、苦手な人というのはいる。
それでも、仕事や町内会、会合などで、顔を合わせ、
物事を進めていかなければいけないこともある。
高圧的で、人の話を聞かない人。
何でも逃げ腰で、言い訳をする人。
何も言わない、反応しない人。
できれば、自分が心地よいと思う人たちといっしょに働いたり、
暮らしていけたりするに越したことはない。
でも、自分が苦手な人というのはいる。
「そんな時、あなたならどうしますか?」
相手の主張を聞きながらも、自分の意見を言葉にして伝えようとしますか?
いい意味での割り切りを持って、相手に接しますか?
相手とは分かり合えないから、あきらめ、関係を終わりにしますか?
「相手と分かりあいたい」と「自分のことを分かってほしい」
と思うのことは自然な感情かもしれないが、
それは相当難しいことかもしれない。
でも、
「分かりたい」と「分かってほしい」の狭間から、新しい何かが生まれるようにも思う。
時にはつらいけど、それでもまずは、
相手の事を「分かりたい」から始めた方がよさそうだ。
組織には、似たようなバックグラウンド、能力、志向を
持った人が集まる方が”まとまり”はいいかもしれない。
自分も以前サラリーマンをしていた時は、
話が合うことにある種の安心感を覚えていた。
でも、現在は、家業を継ぐ立場になり、
親子、
兄弟、
という関係性にかなり苦しんできた。
それでも数年の月日が経ち、お互いの個性を分かりあい、束ねると、
今までにない力が出ることも少しは理解してきた。
刺激と安定を保ちながら、
その組織が成長・発展していくには、
プラスとマイナスの因子が必要なのだろう、きっと。
「水」と「油」、
時には、「火」と「油」、
時には、「火」と「水」、
のような関係を持った人間から構成された組織の方が、
強く、しなやかなで面白いものになるのかも。
お互いが自分の本当の思いを大事にしつつ、
違いを認め合って共存してくための道はあると信じて。
Posted by 奥富 宏幸 at 16:54 | コーチングコンサルティング | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
明日は3月11日、東日本大震災から丸6年が経過します。
去年の夏には石巻〜女川町〜松島町とまわってみましたが、
地震と津波の爪痕が至るところに残っていましたし、
建物や道路のハードな部分の復興が進んでも、
人々の心が癒えるにはどれほどの時間が必要なのだろうと思いました。
あのような大災害を受けても、
人々の日常はどんなものであれ進んでいくものであり、
その日常に土足で踏み入るようなことは決してしてはいけないと思いました。
でも、お互いが全く無関心でよいということではなく、
必要な時は寄り添い、助け合う準備はしておく必要がありますよね。
お互いさまです。
ツイッターで「#そんなことより酪王カフェオレおいしい」とつぶやいた人がいます。
震災と東電福島第一原発事故によって、福島県の人々は風評被害に苦しめられました。
そんな中、2012年頃からTwitter上でこの言葉はつぶやかれはじめたそうです。
以下、twitterから引用させていただきました。
【定期】 #福島酪王カフェオレ会 は福島の被っているいわれのない風評被害を酪王カフェオレの美味さで吹き消していくTwitterの会です。
デマはうぜーし電気はねーしデフレ止まんないけど酪王カフェオレおいしい、とそんな時に使ってください。
そんなことより酪王カフェオレおいしい。
この言葉は時に人を癒やし、時に団結のおまじないとなって風評に立ち向かったそうです。そして、酪王カフェオレを求めに人々を動かしたとのこと。
震災の当事者でない人の中には、騒ぎ、煽り、差別し、心もとない発言をする人もいます。
でも、自分が当事者になるのは今日かもしれないんだよ。
「そんなことより酪王カフェオレおいしい。」っていう言葉は、雑音を吹き飛ばしてくれるなぁ。
Posted by 奥富 宏幸 at 16:46 | つらつら | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
時々、
「最後の晩餐で食べたいものは何?」
と聞かれると、私は、
「大切な人に握ってもらった”おにぎり”」
と答えています。
「えっ!、寿司やステーキとかじゃないの?」とか言う友人もいます。
おにぎり、または、おむすびの好きなところは、もちろん、握ってくれた人の愛情や思いを感じることができるっていうのもあるけど、食べてみて中身の具を知るというのもあります。
「わぁ~、梅干しか。」
「お~、好きな鮭だ!」
「へぇ~、チーズとおかかなんて珍しい。」
と”ちょっとした驚き”が何とも言えず、好きなんだな。
中身が見えない、だから食べる前に想像する、食べてみて驚く、
見て楽しむ、食べて楽しむことができるおにぎりなんだ。
話変わって、いちごの存在感はなかなかのものだ。
ショートケーキにちょこんと乗ったいちご。一気に華やかになる。
いちごを最初に食べるか、最後に食べるかなんて議論したことが何回あるだろう?
最初から見えているものに驚くこともあれば、
隠れていたものが明らかになって驚くこともある。
どちらでもいいんだけど、
「うぁ~、すごいな!」
って思える瞬間が増えると、一日がちょっと豊かになる。
そういう気持ちをもてる余裕も持ちたい。
Posted by 奥富 宏幸 at 16:47 | つらつら | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
会話をせずにお互いがスマホをいじっているカップルや若者を見ると、
コミュニケーションの形が変わってきたなぁと感じます。
目の前の相手と「話す」ことよりも、
いっしょに「いる」ことだけで良いのかな?
片足だけ突っ込んで、もう片足はいつでも逃げられるようにしておく、
つまみ食いするように、次から次へと目移りする、
そんな行動パターンが今の世の中で増えてきたのかもしれません。
それは、「集中」することが難しくなってきたから。
「集中」とは、たくさんのものからこれだと思う一つを「選ぶ」ことと、
選んだものと長い間とことん「向き合う」ことだと思います。
例えば、
仕事や婚活相手を探す時、
たくさんの候補の中から、
いろんな条件を付けて選んでも、
結局、また他の選択肢に目が行ってしまい、
目の前の「仕事」や「相手」ととことん向き合う前に、
土俵から降りることが多いのかもしれません。
目の前の「仕事」や「相手」に向き合う前に、
もっと身近なものに向き合う必要があるかもしれません。
それは、「自分自身。」
100個の選択肢よりも、
3つの判断軸、
1つの決断、
1つの行動、
を持ちたいものです。
今日はどこまで辿りつきましたか?
生活の中で、キャンプの焚き火のようなものをたくさん見つけたい。
みなが自然と集まり、落ち着き、集中し、対話できるようなもの。
Posted by 奥富 宏幸 at 15:58 | コーチングつらつら | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
問題解決のフレームワークに「空・雨・傘」というものがあります。
空―「空は曇っている」(事実認識)
雨―「ひと雨きそうだ」(解釈)
傘―「傘を持っていこう」(判断・行動)
となるわけですが、ポイントになるのは、「雨」、つまり解釈の問題です。
事象、事実に対して、どういう見方・考え方をするかによって、
その後の判断・行動が変わるわけです。
「空は曇っている」という事象に対して、「もう少しで晴れるだろう」と考えてもいいわけです。
いい日もあれば、悪い日もあります。
楽しい日もあれば、つらい日もあります。
自分の心の浮き沈みをなるべく抑えるために、「言葉」の力は大きいと思います。
私は職場のデスクの目に見えるところにお気に入りの言葉、勇気をくれる言葉を
貼っています。
例えば、こんな言葉たち・・・
・私は自分だけを変えることができる。
・何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかが大切。
・「これしかない」ではなく、「いろいろある」。
・人生の意味は、あなたが自分自身にあたえるもの。
・選択肢をたくさん持つよりも、判断軸をたくさん持つ。
・制約を楽しみながら、秩序を生み出す。目的よりも行動に新しい価値を与える。
・自己受容:「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めること。
・他者信頼:信用とは条件付き、信頼とは無条件、「横」の関係をつくるための手段。
・他者貢献:幸福とは貢献感。自己犠牲ではなく「わたし」の価値を実感するもの。
・大きな壁にぶつかったら、壁の前でちゃんとウロウロしてみる。
・人を愛するというのは知らない人生を知るということだ。
・人は自分の情熱・努力・行動・覚悟に応じたものしか手にできない。
・人の成長は曖昧なものを受け入れることによって初めて成し遂げられる。
・今の自分を誇らしく思えるか?
・自分が本当に大切にしたいことを大切にしているか?
これらの言葉は、心のサプリメントのようなものだと思います。
外からもらう言葉ですね。
プラス、自分が発する言葉も大切ですよね。
口から出す言葉は相手という鏡を通して、自分に返ってきているんですから。
雑な言葉、曖昧な言葉、否定的な言葉を使っていれば、結局それらの言葉が
ブーメランのように自分に返ってきているわけです。
相手が誰であれ、仕事の内容が何であれ、自分が使う言葉はなるべく丁寧に選んできたい、と思う今日この頃です。
マザー・テレサは、こんな言葉を残しています。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
Posted by 奥富 宏幸 at 15:55 | つらつら一語一会 | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
今日は、古紙を持ちこんだお客さまがLOOBのエコ雑貨を購入して下さいました。
財布に携帯灰皿、ペンケースとたくさん買って頂き、ありがとうございます!
お客さまに商品を見せると、
「結構しっかりした作りだね。これだけの商品をミシンで手作りしてるのはすごいね!」
「いろいろな種類の商品があるんだねー。一つ一つ色合いも違うし、おもしろいね。」
「フィリピンの人によろしくね!」
とおっしゃっていました。現地では、こんな風に商品を作っています。ミシンで一つ一つ丁寧に作っています。
私も2010年にフィリピンのイロイロ島にあるスモーキーマウンテンに行ってきましたが、いろいろ考えさせられました。
リサイクルエコ雑貨を買って使うことで、フィリピンの人たちのことを少しでも思ったり、自分の生活について考えたりしてくれたら嬉しいな。
あ~、またフィリピンの家族に会いに行きたくなってきた。
今日は、どこまで辿りつきましたか?
自分が心地よいと感じることをたくさん増やすと、毎日の景色が違って見えるのかも。
Posted by 奥富 宏幸 at 15:55 | 家業つらつら | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
先月、当社へ個人で持ち込みして下さった件数は、把握できた数字として、
509人 でした。
2月は営業日数が少ないですが、昨年同月と比較して50人以上多かったことは、嬉しい限りです。行政回収は決まった日に回収に来ますが、当社への持込はいつでも無料でOKですので、お気軽にお越しくださいね。
ユニセフへの累計寄付金額は
109,450円 になります
皆様のご協力に感謝します
古紙や古着を持ち込むたびに10円がユニセフへ寄付され、世界の子どもたちのために役立てられることになります。
寄付金は、毎年12月末までの数字をまとめたものを翌年1月に送る予定です。
引き続き、よろしくお願いいたします。
Posted by 奥富 宏幸 at 13:22 | 家業 | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
- プロフィール
最新記事
月別アーカイブ
- 2020年8月 (1)
- 2020年7月 (5)
- 2020年6月 (6)
- 2020年5月 (8)
- 2020年4月 (7)
- 2020年3月 (8)
- 2020年2月 (4)
- 2020年1月 (4)
- 2019年12月 (5)
- 2019年11月 (5)
- 2019年10月 (6)
- 2019年9月 (7)
- 2019年8月 (10)
- 2019年7月 (11)
- 2019年6月 (14)
- 2019年5月 (14)
- 2019年4月 (11)
- 2019年3月 (13)
- 2019年2月 (12)
- 2019年1月 (12)
- 2018年12月 (14)
- 2018年11月 (12)
- 2018年10月 (15)
- 2018年9月 (11)
- 2018年8月 (9)
- 2018年7月 (11)
- 2018年6月 (11)
- 2018年5月 (12)
- 2018年4月 (10)
- 2018年3月 (10)
- 2018年2月 (9)
- 2018年1月 (8)
- 2017年12月 (13)
- 2017年11月 (11)
- 2017年10月 (15)
- 2017年9月 (14)
- 2017年8月 (16)
- 2017年7月 (16)
- 2017年6月 (12)
- 2017年5月 (14)
- 2017年4月 (11)
- 2017年3月 (17)
- 2017年2月 (15)
- 2017年1月 (19)
- 2016年12月 (17)
- 2016年11月 (20)
- 2016年10月 (20)
- 2016年9月 (17)
- 2016年8月 (15)
- 2016年7月 (18)
- 2016年6月 (20)
- 2016年5月 (18)
- 2016年4月 (16)
- 2016年3月 (21)
- 2016年2月 (22)
- 2016年1月 (18)
- 2015年12月 (18)
- 2015年11月 (17)
- 2015年10月 (2)
最新コメント