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新型肺炎の影響が社会や経済に大きな影響を与えてきています。

 

非常事態への初動、危機意識の共有、リスクへの向き合い方、情報管理

という視点で見ると、政府の対応は会社にも通じるものがあると思います。

 

皆さんの会社での危機管理は十分でしょうか?

 

 

 

話を変えて、来月は多くの会社が決算を迎えることと思います。

 

今年度の目標の達成度合いを確認し、
最後の追い込みをかけたり、

次年度の見通しを立てているのではないでしょうか?

 

先日、ある会計事務所の経営者の方から相談を受けました。

 

顧問料を頂いて毎月、取引先企業をまわっているのですが、
決算書類を見せながら、アドバイスをしているとのこと。

 

ただ、最近は取引先が減少しているらしいのです。

 

その会計事務所は、長い間地域密着でやってこられて、
顧客の数も順調に増えていきました。

 

 

しかし、経営者の代替わりが始まり、若い経営者たちは、
会計事務所に求めるものも変わってきているのです。

 

 

10年くらい前までは、会計事務所、税理士事務所と言えば、
弁護士と同じように「先生」と言われていました。

 

試算表・決算書作成のほかに、税制面のアドバイスや

確定申告・年末調整の業務を請け負うことで、
会社の価値が評価されていました。

 

 

試算表の数字を見ながら、

 

「売上が前年比○○%増えています。」
「粗利が今月は低いですね。」
「今のまま行けば今期の純利益は○○円くらいでしょう。」

 

そんなアドバイスを社長は素直に聞いてくれていました。

 

そもそも、数字を読み込めない社長もたくさんいますが、
決算書の数字に一喜一憂しているような三流社長は

だんだん少なくなっているのです。

厳しい言い方ですが、自然と淘汰されているとも言えます。

 

当然、会計事務所に求める価値も変わってきてます。

クラウド会計ソフトfreeeを使う中小企業が増えているのは、ほんの一例です。

 

 

会計事務所の存在意義についてはここでは話しませんが、
4~5年後には中小企業向けの会計事務所も大きな変化が間違いなく起こると思います。

 

 

二流社長は、現場の変化を読もうとします。

 

社員の動き、顧客の動きに目を配り、社長自ら現場で汗をかいています。

しかし、それでも世の中の変化の激しい今日では、十分ではありません。

 

 

一流社長は、さらに違うものを読もうとします。

 

一体、何を読むのでしょう?

Posted by 奥富 宏幸 at 13:30 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

新型肺炎の猛威が止まりません。

 

中国の武漢でニュースになっていた頃は、

多くの日本人がそれほど気にも留めなかったことが、
豪華客船が沖縄へ寄港した辺りから、

問題が自分事に近づいてきました。

 

 

まさに、「対岸の火事」が「隣の火事」になったということです。

 

 

こういうことは、ビジネスの場面でも頻繁に起こります。

 

他の業界で起こっている問題も構造的には似ていることがあるのですが、
自分の身に降りかかってこないと、自分事の問題と見ることができないのです。

 

いざ、自分の会社や仕事に直面する問題になった時には、
後手後手の対応となり、打ち手を考える準備もしていないので、
問題の原因を市場や環境のせいにしているのです。

 

 

先週、ある製造業の会社社長とお会いしました。

 

新型肺炎から波及している経済不振を理由に、
自社についてこんなことをおっしゃっていました。

 

「奥富さん。今の状況では仕方ないですよ。

うちの会社でできることはないし、もうなるようになるしかないです。」

 

その社長の話を聞きながら、ここで働いている会社の社員は

不幸だなと感じてしまいました。

 

 

会社のリーダーである社長がそのような言葉を漏らしているのでは、
組織としてのベクトルもバラバラで弱いものになるのは明らかでしょう。

 

 

ドイツの哲学者ニーチェをご存知ですか?

 

 

 

最近は哲学本がブームになっていますが(実はその理由もあります)、
彼の代表的な言葉に、「ルサンチマン」というのがあります。

 

ウルトラマンのようなヒーローのことではありません。

 

ルサンチマンとは、簡単に言えば、弱者の逆恨み、嫉妬です。

 

ニーチェやルサンチマンを克服しないと、
人は本当の意味で成長しないと言っています。

 

詳しい話はまたしたいと思いますが、

現状をただ哀れんでいるだけでは決して変わらないですし、

さらなる高みを目指すには、「力への意志」が必要になります。

 

 

話を冒頭の新型肺炎に戻します。

 

これは、一つ上の視点で見ると、東日本大震災後後の時と似たような状況です。

 

・サプライチェーンが破綻し、物・人・情報が不足する。
・物理的に人が会社へ通うことが出来ない。
・不動産価格が下がり始めている。

 

こういった事象を見ていると、東京一極集中で働く従来の働き方が
変わらざるを得ない時期に来ていることがよく分かります。

 

テレワークや時短勤務、副業などの動きはますます加速するでしょう。

 

ビジネスもマスマーケティングからマイクロマーケティングへ、

「大きな物語の時代」から「小さな物語の時代」へ移行しています。

 

マーケテイング戦略も、レッドオーシャン、ブルーオーシャンを経て、
さらには、社会課題解決を大義としたグリーンオーシャンへ

変えていかなければいけません。

 

 

まさに、中小企業や個人事業が発想の転換とたゆまぬ努力によって、
世の中に求められる時代になってきたと言えます。

 

ルサンチマンではなく、リターンマンを目指していきましょう。
私は、そんなリーダーを応援していきます。

Posted by 奥富 宏幸 at 09:44 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

現在、国立新美術館で「ブダペスト展」が開催されています。

 

シニェイ・メルシェ・パール《紫のドレスの婦人》は新聞や広告などの
メディアで度々紹介されているので、目にした方もいるのではないでしょうか?

 

 

私は絵画には明るくありませんが、個人的に惹かれる作品があれば
時々購入しています。

 

名画というのは、作者の死後に評価が高くなり、
高額で売買されることが多いですね。

 

 

時間の流れの中で、たくさんの人が作品の目に見えない価値を
言語化していく中に作品の存在意義を見出そうとしているのです。

 

それは、作品が買い手を選んでいるとも言うことが出来ます。

 

 

絵画に限らずですが、数百年、数千年もの間、
一つの作品が何人もの手に渡る。

 

そして、時には歴史の荒波に飲まれ、暗闇に葬り去られても、
存在する。

 

その奇跡に感動を覚えます。

 

 

買い手が保有した作品は、美術館や博物館で展示され、

さらに多くの人にその作品の存在と価値を与えることもあれば、

表舞台には出ずに長い間ひっそりと眠っていることもあるでしょう。

 

それでも、その作品は確かに存在しています。

 

いろいろな人の努力や思いによって、名画や名品は生き続けています。

 

 

作品は買い手が所有しているということになりますが、
より大きな、より長い視点でみれば、その作品というのは、
社会全体で所有しているとも言えます。

 

 

それは、その作品を残し、次の代に遺す・託すことが
今を生きる者の自然な使命感として現われるのではないでしょうか?

 

 

 

所有とよく比較されるのがシェア、共有です。

 

最近は、シェアリングエコノミーの中で

ビジネスをすることが当たり前の考えになっていますね。

 

「空間」「移動」「スキル」「モノ」「お金」などをシェアすることで、
遊休資産を活用したり、新しいビジネス機会を創出しようとするものです。

 

 

特に最近話題になっているのが、「サブスク」です。
いわゆる定額課金サービスですが、日々進化しています。

 

アマゾンで毎月定額を支払えば映画や音楽が見放題というものですが、
トヨタが自動車のサブスクなんかも始めています。

 

個人的には車はサブスクをするよりも、

相乗りサービスやレンタカーをもっと充実させればよいと考えます

 

 

サブスクは利用者からすれば、好きな時に好きなものを使うことができ、
モノが増える問題を回避できるので、コスパも高いと考えるでしょう。

 

 

歌は聴き放題、映画やドラマは見放題、服や時計を勝手に選んでくれる、
良いこと尽くめのように思います。

 

 

ただ・・・

 

サブスクを頻繁に利用するようになると、「捨てる」「始末をする」という
考えがだんだんと薄れていくでしょう。

 

 

「最後まで見届ける」という人間が本来大切にしてきた価値観が
社会の中でだんだん見えなくなってきています。

 

 

名画にもサブスクにも、「捨てる」という考えがないですが、
その意味合いは全く異なるのです。

 

目に見えないものの価値こそ、社会全体で所有しなければいけません。

 

Posted by 奥富 宏幸 at 13:05 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

今年は世界が動く一年になります。

 

1/31にイギリスがEUを離脱しました。

 

理由はいろいろありますが、一番大きかったのは、EUのルールに縛られたくない、

自国のことは自国で決めていきたいという国民の意思と覚悟があったのだと思います。

 

 

これは業界の規制やルールなどの中で生きようとする

企業にも通じるところがあります。

 

みんなで痛みを分け合うかわりに勝手なことは許さないよ、

という暗黙の了解があるのです。

 

 

でも今の時代、そんな業界の常識に縛られている企業は生き残ることはできませんし、
そういう企業で働く社員も生き残ることはできません。

 

 

常識というのはその時の権力者が最初に勝手に決めたもので、

正しいとは限らないのです。

 

その常識を長年盲目的に信じてきたツケが今になって出ているだけなのです。

 

 

常識や当たり前と思っていることを続けていれば、

大きく変える必要もないので楽ですが、
それは他の企業もやっていることなので、真似されるだけです。

 

そうして埋もれていくのです。

 

 

 

一方で、成長している企業というのは他の会社がやっていないこと、
業界の常識を覆すことをやっている会社です。

 

苦しいですが、挑戦者、開拓者の道を目指しませんか?

 

 

そういうリーダーシップマインドを持った方を私は心から応援していきたいです。

 

そんな方向けに、3月7日に面白いイベントがあります。

 

「哲学の日」の案内はこちらから

 

ニーチェをはじめ著名な哲学者の世界観を分かりやすく紹介するイベントです。

最近は哲学本がちょっとしたブームになっていますが、
それは今の資本主義社会の流れに疲れた人たちの揺り戻しでもあります。

 

哲学的思考はどんなビジネスにも必要なものですが、
抽象的で難解なので、敬遠しがちな方も多いと思います。

 

まずは、気軽に3月7日の「哲学の日」に足を運んでみてください。

 

参加される場合は、私にお声がけ下さいね。

一日で人生が変わるかもしれませんし、
変わらないかもしれません。でも、現状維持は退化への近道です。

 

 

また、企業や人生を開拓するリーダーシップマインドを身につけたいと
本気で思っている方は私のコーチングを試してみて下さい。

Posted by 奥富 宏幸 at 09:57 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

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