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最近は、サブスク(サブスクリプション・ビジネス)が大きなトレンドになっています。

 

 

定額料金を支払えば、服、靴、車、映画、音楽など自分のお気に入りのものが

何種類でも手に入るわけです。

 

 

住まいの「サブスク」なんかも出てきたとニュースで見ました。

 

 

「所有」から「利用」の時代になったことで、
モノを売って買換えてもらう、というビジネスモデルが

多くの業界で通用しなくなりました。

 

 

定額課金することで、企業としては安定した収益が見込めますし、
顧客側も自分の好きなモノを好きな時に手に入れることができます。

持つ手間、捨てる手間、つまり時間と空間の省略につながります。

 

 

私が一つ考えたのは、「社食のサブスク」。

 

 

社食は昼食時しか混まずに、朝と午後の時間帯はスペースも

空いているので企業としては時間だけでなく、食材、人材も有効活用したい。

 

 

利用者のメリットとしては、高校生、大学生であれば、

将来働きたい企業のリサーチにもつながるし、

主婦やママ友の団らんの場としても活用できます。

 

サラリーマンは、営業先に近い社食で隙間時間の仕事ができるし、

カフェ探しの労力も減ります。

 

街歩きや観光の合間に利用してもらっても良いでしょう。

 

 

企業側のメリットとしては、潜在顧客との距離が近くなること。

お年寄りや障害者を反ピーク時に雇うことで、

雇用創出や利用客からアンケートや商品企画のアイデア出しにも活用できます。

 

 

その見返りとして利用代金や食事代金を割引しても良いです。

 

 

企業のレベルや時間帯よって、利用料金を変える

ダイナミックプライシングを導入しても面白いでしょう。

 

 

 

サブスクとは少し違いますが、プロボノやクラウドソーシングといった、

自分のスキルをシェアするサービスもたくさん出てきました。

 

 

でも、これはプラットフォーマー(支配者側)にとってはすばらしいことですが、
利用者(提供側)にとっては、ちょっとした趣味レベル程度で

満足するということも多いでしょう。

 

 

企業は大量の社員を定年まで雇い続けるビジネスモデルを維持するのが難しくなり、
社員も多様な価値観や選択肢がある中で、

定年まで同じ会社で働きたくない人が増えました。

 

 

つまり、「切り売り」「秤り売り」の時代になったのです。

「持たない社会」とも言えますし、
大きな物語から小さな物語へ移行したとも言えます。

 

 

そんな世の中の構造を俯瞰した上で、

あなたはどんな働き方、生き方を選択しますか?

 

 

持たないで何でもシェアするだけでは、

あなたには何も残りません。

 

では、何を持ちたいですか?

 

 

お金?

仕事?

名声?

スキル?

 

 

本当にそれらですか?

 

目に見えるものではなく、

目に見えないものを手に入れる努力をしていかないと、

結局何も残りません。

 

目に見えるものというのは、

目に見えないものを手に入れた後に残るものだから。

 

 

あなたがどんな世界観を目差し、どんな行動をするのか?

その答え次第で、世の中はどうにでも変わると言えるし、

何も変わらないとも言えます。

Posted by 奥富 宏幸 at 14:48 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

売れない人は、売れる方法を探します。

 

 

ターゲットはどうしようか?
価格はどうしようか?
競合と同じようなことをしなければならない。

 

そんな視点が低いことを考えています。

 

 

一方、売れる人は、

 

・売る商品・サービスそのものを売らない。
・自分自身で売らない

 

ことを考えます。

 

 

お客様は商品・サービスが欲しいのではなく、

その先にある便益やライフスタイルが欲しいのですが、
多くの人はそれらに気づいていないので、
先に世の中に差し出せば売れる可能性は高まります。

 

 

また、自分自身が売るのではなく、
誰かに売ってもらうような仕組みを作ることができれば、
売れる再現性が高まり、自分の知らないところで、

勝手に売上が発生していきます。

 

 

 

商品・サービスを会社が世に送り出すためには、
「何」が必要だと思いますか?

 

 

「うちの商品を買ってほしい!」
「うちのサービスは、絶対に他社よりもいいです!」

 

と自分本位でセールスをしても、売れることはほとんどないでしょう。

 

 

世の中に商品・サービスを送り出すのであれば、

ある種の「秩序」が必要になると考えてみましょう。

 

 

ジャングルであれだけの種類の動物が

共存できるには秩序があるからです。

 

 

それは、縄張りであったり、

ジャングルそのものの存在であったり。

 

まさに弱肉強食、食物連鎖の厳しくも真っ当な世界です。

 

 

一方、人間世界はどうでしょう?

 

人間は言葉を使います。
だから人間は法律(言葉)を使って、

秩序(均衡)を保とうとします。

 

禁止することを国が法律で定めますが、

それにも限界があります。

 

法律で法律を縛っても、

必ず抜け落ちる言葉があるのです。

 

 

 

話が少し逸れましたが、
企業が商品・サービスを世の中に出す以上、
お客様のために少しでも真っ当な世界になってほしいという
潔さを持つことが必要ではないでしょうか?

 

 

そうでなければ、秩序は崩れ、無茶苦茶なビジネスが横行し、
結果的には私たち人間が生きていくことも難しくなるのです。

Posted by 奥富 宏幸 at 12:53 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

昨日の日経の1面に、

有形資産から無形資産へビジネスも人もシフトしている

といった内容の記事がありました。

 

 

ソニーも「半導体事業を分離せよ」と

ヘッジファンドから提案されたとのこと。

 

ただ結局は、半導体事業の分社化は断わったようです・・・

その理由も何となく分かりますが・・・

 

 

情報化と国際化がますます進み、

1社で有形資産(ハード資産)を持つビジネスは、

経営のスピードと効率化を弱めてしまいます。

 

ですから多くの企業は、付加価値を無形資産に求めようとしています。

 

無形資産には、技術、ソフトウェア、ブランド、ビジネスモデルなどがあります。

さらには、暗黙知や顧客や社員との信頼関係、経営理念などもあるでしょう。

 

 

ただそれらの無形資産も時間が経てば、価値が変わります。
関わる人も変わります。模倣品も出てくるでしょう。

 

 

「作ったものを売る」だけでは、

他社の中で埋もれてしまいますし、
売る人自身も埋もれていくでしょう。

 

 

もはや、「売る経営」は通用しません。

 

 

「自分が、会社が売りたい!」と思うものを売るという発想では、
相手の興味を喚起することは難しいでしょう。

 

 

仮に売れたとしても、

 

「価格が安いから」

「早く注文に応えてくれたから」
「近いから」

 

といった表層的な理由でしかなく、
次は他社の商品に浮気することもあるでしょう。

 

 

では、どうするか?

それは、またの機会にお話しします。 

Posted by 奥富 宏幸 at 13:15 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

最近、私の知り合いの経営者が、

 

「奥富さん、最近私の会社はコンサルタントのアドバイスをもとに、

経営理念(クレド)をつくり、社内で会社の価値観を共有しています。

 

経営計画もつくり、手帳を社員に渡しています。
目標と評価基準も見える化しました。

これで、社員のやる気が上がると思いますよ。」

 

と得意気に私に話をしてくれました。

 

 

 

私も以前、外資系のコンサルタント企業に勤めていましたので、
理念、ビジョン、価値観、戦略、戦術の作成にも携わったことがあります。

 

会社の規模が大きくなり、
社員が増えれば増えるほど、

 

業務の種類が増え、
社員間の意思統一が難しくなります。

 

 

「部分」の数が多くなれば、
「全体」がまとまりにくくなるのは自然なことです。

 

 

ですので、
経営者は会社の存在意義といった抽象的なことを経営理念として掲げ、
それをもとに、戦略や戦術、日々の業務といった具体的なことへ
落とし込もうとします。

 

 

経営理念をつくること自体に善し悪しはないですが、

経営理念というのは冒頭の経営者のように、
誰かにアドバイスされてつくるようなものではないのです。

 

 

経営理念とは、社会への約束。

 

 

経営理念をつくっても、お客さまはほとんど気にしません。
良い会社だなと思って、その会社を調べてみてはじめて

経営理念を知る程度でしょう。

 

 

社員の意識を束ねるために経営理念をつくっても、
社長と同じレベルの意識を持っている社員はほぼいません。

 

 

そうなると、経営理念とは、一体誰のためのものなのでしょうか?

 

 

 

経営理念が社長のエゴのためにあってはならないですが、
まずはトップが新しい文化をつくるための覚悟を持つ。

 

 

そして、世の中の声なき声を拾い、
人生を賭してやるべきことを大義として、
社会への約束として、言語化する必要があると考えます。

 

 

もし、今あなたの会社の経営理念が形骸化しているのであれば、
業界の常識や世間の常識をいったん脇に置いておいて、
社会に対してどんな約束をしたいのかを
じっくり考えてみてはいかがでしょうか? 

Posted by 奥富 宏幸 at 15:26 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

人の真価を見る方法は、いくつかあります。

 

 

自分より立場の弱い人への態度。

転職や起業などで失敗した後の対応。
食事のマナー、などなど。

 

 

あなたは自分がよく知らない人の
本性、本質をどのように見極めているでしょうか?

 

 

 

私は、モノをすてる時に、

その人の真価が分かるように思えます。

 

 

正確に言えば、

何かを買って、使い、すてるまでの一連の流れの中に、
その人の執着や思いやりが見え隠れします。

 

 

そして、何かをすてる瞬間に、

何を思うのか、
何も思わないのか、

 

そこが、人によって普段は見えない「違い」が出る分岐点。

 

 

捨てる前にきちんと分別できる人は、
物事の分別がある人と言っても
いいんじゃないでしょうか。

 

 

ネット社会は情報過多を生み、
相手が見えない故に、
差別的な言動もしやすくなってしまいました。

 

 

差別と区別、
区別と分別。

 

 

 

そう、

すてることは、
想像力を広げること。

 

 

その想像力、

 

相手を推し量る、
自分の外界を思いはかる。

 

その想像力がなくなると、
自己中心主義に走ってしまいます。

そういう人が増えています。

 

 

人が気にしない、気にしたくないことを気にできる。
そこにその人の真価が見えます。

 

 

あなたは、すてる時に何を思いますか?

Posted by 奥富 宏幸 at 15:56 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

「学び方」を根本的に考え直した方がよいと最近感じています。

 

 

あなたは、どんな学びをしていますか?

そもそも「学ぶ」とはどういうことだと考えますか?

 

 

今までいろんなことを学んできたはずです。

 

親から、
先生から、
上司から。

 

 

本から、
スクールから、
体験から。

 

 

でも、それらの学びのうち、あなたの人生に
本当に役立ったものはどのくらいあったでしょう?

 

 

あなたのビジネスで結果を出すことにつながった学びは、
どのくらいあったでしょう?

 

 

 

 

そもそも、

 

親が言うこと、
先生が言うこと、
上司が言うこと、

 

本に書いてあること、
学校で教えること、
体験で知ったこと、

 

たちが正しいとは限りません。

一方的に得る知識は「情報」でしかありません。

 

 

何かを聞いて、

 

「なるほど。」
「勉強になった。」
「もっと勉強しなくっちゃ。」

 

そんな脳内トークが出てきたら、
それは学んでいるのではなく、
ただインプットしているだけです。

 

 

 

学ぶということは、
学んだ先につかみたい「何か」を持っていないと
時間とお金の無駄になってしまいます。

 

 

そう、学んだのに何も得ていない、
だからまた学び続けて彷徨う「まなびんぼう(貧乏)」。

 

 

 

「今自分がやっている仕事で○○という課題を抱えていて、
△△と□□の方針を考えている。
今日の話から課題をどちらの方針にするかを決めたい。」

 

こんな風に準備して誰かの話を聞くのと、
ただ何となく新しい知識が得られればいい

と思いながら聞くのとでは雲泥の差です。

 

 

ビジネスで結果を出す。そのために何を学ぶか?

 

このことに集中しなければいけないと切実に思います。

 

 

・自分の中で学びたいテーマを決める。
・学んだことの一部でもすぐに実行する。
・学びを誰かとシェアして、さらに醸成させる。

 

そんなことも大切な視点です。

 

 

誰かのコピーのコピーの言葉が、ネットや本にははびこっています。

 

どこかのセミナーへ行っても、中途半端なノウハウや、
スピリチュアルの世界でふわふわした話をして気持ち良くなる。

 

 

そんなことが横行している世の中だからこそ、自分の目を見開いて、
地にしっかりと足をつけ、前を向いて進んでいきましょう。

 

Posted by 奥富 宏幸 at 15:48 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

先週1週間、遅い夏休みでベトナムへ飛びました。

 

 

東南アジア特有のジトッとした空気に、
人々の活気や熱気、土や生き物の匂いを覚え、
私の中の嗅覚が研ぎ澄ませる感覚がありました。

 

 

東京にはない「匂い」。

 

 

東京は無味乾燥な場所になってしまった。
クリーンで正確で、スピーディーで、
似たものばかりのオンパレード。

 

その結果、

余計なもの、手間暇かかるものを

どんどん失ってしまったな。

 

見えないものが本当に見えなくなってしまった。

その失ったものを取り戻そうとしている今の社会。

 

 

 

空港に降りると、MajortyからMinorityになることを強烈に意識します。

 

入国審査の列を待っていると、
ふと国の違いって何なのかなと感じました。

 

 

 

ホーチミンは9年ぶり、ダナン・ホイアンは5年ぶりでしたが、
街の変容ぶりに驚きました。

 

 

【ホーチミン】

ホーチミンは相変わらずバイクが多かったです。

 

現地ガイドの話によると、人口に対するバイク保有台数は台湾に次ぐ第2位。

 

ホンダやヤマハが人気ですが、新車は20万円ほどするので、
偽物が3万円ほどで買えるので売れているそう。

 

3人までなら乗せてOKというものベトナム流です。

 

 

とにかく、車もバイクもクラクションを鳴らします。

 

歩行者に注意したり、追い越しの合図だったり、
「直進するよ!」という意思表示だったり。

 

それでも、交通事故が起きないのが不思議です。

信号機や横断歩道は数えるほどしかありませんでした。

 

 

「あおり運転」が横行する日本はどこに向かっているのか・・・

 

 

【ダナン】

おしゃれなカフェやお店がたくさん出来、
外国資本がどんどん進出していました。

 

 

ダナンは5年前とは比べものにならないほどに、
リゾート開発化され、ホテルもバンバン立っていました。

 

 

夜は派手なネオンや照明が街中を照らしていました。

お金がまわり、人々に活気や熱気がある場所でした。

 

日本にもこんな時代があったのだろうな。

 

 

【ホイアン】 

5年前にも行ったホイアンは、やっぱり素敵なところでした。

街全体が世界遺産に登録されているんです。

 

 

前回の旅でたまたま入ったギャラリーでは、素敵な絵を買いました。

 

 

久しぶりにオーナーと再開し、話に花を咲かせました。

 

「私の絵の値段はどんどん上がっているから、あなたはラッキーだ。」

 

と笑いながら話していました。

 

「ほんとかよっ!」

 

 

 

旅は、本当にいいです。

 

自分の生きる世界をメタ認知できる良い機会です。

 

 

自分の常識は、誰かの常識のコピーでないか?
自分の人生を生きるとはどういうことか?

 

旅を通じて、その答えらしきものがぼんやり見える。

 

 

海外旅行や遠出をしなくても、
普段通らない道を通ったり、
普段立ち寄らないお店へ入ったり、
そんなことも「旅」の一部になるでしょう。

 

 

以前、どこかの雑誌にあった

 

「日常の輪から離れる全ての行為を旅と呼びたい」

 

という言葉を思い出しました。

 

 

また、旅に出よう。

Posted by 奥富 宏幸 at 20:34 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

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