成功は本人が感じるものと、他者が感じるものとではその解釈も違います。
一部上場企業で働き、年収が1,000万円を超え、
おしゃれな一軒家に高級車と高級時計を身にまとっていたら、
世間的には成功していると感じる人もいるでしょう。
でも当の本人は、組織の歯車として、
羽をもがれたペガサスのようにただただ盲目的に働いているかもしれません。
外見はみすぼらしい四畳半ほどの小さなお店で、
手作りの洋服を製作している人のことを成功していると思う人はいないでしょう。
でも当の本人は、身体の不自由な方のために、
動きやすい服を一つ一つてくることに使命感をもっているかもしれません。
成功に向けて動いている人と、
成功する人を眺めている人との差延が存在します。
成功するためには、問題意識を持ち、解決策を考え、
そのために覚悟を持って行動し続けなければいけません。
何度も試行錯誤をして、やっとのことで手に入れた成功も束の間、
あっという間に消え去ります。
イチローは4,000本のヒットを打つために8,000回以上の悔しい思いをしました。
その悔しさから何を学び、次に生かすのか。
少しでも前に進んでいるという感覚を持てるかどうか。
他人と比較しやすい数字やモノの大小に囚われ続ける中で、
目に見えているものと、見えていないものとの差延が存在します。
成功の差延。
成功している人は、現状に留まりません。
同じ場所で、同じ人と話しているだけでは、
状況が大きく変わることがないのを知っています。
高校生のサッカーチームが大学生やJリーグのチームと試合をする。
オーディションに落ちまくっていた役者がNHKのドラマに抜擢される。
取り柄のない平社員が自分で手を挙げて大きなプロジェクトにチャレンジする。
キリンの首が長くなったように、
象の鼻が長くなったように、
人も環境の変化に対応できるように、
自らをストレッチさせることが必要なのです。
だからこそ、成功を繰り返してしている人に会うと、
自分も相手も成功に近づきます。
自分の成功が他人の成功を生む原動力になり、
他人の成功が自分の成功を生む原動力になる。
自分よりも成功している人と積極的に会って、
新しい成功に向けて前に進んでいる感覚(まだ実際に成功はしていない)を
持っていれば、自然とストレッチされていき、気づいたら
今まで見たことのない高みからの景色を見ることができるのではないでしょうか?
令和元年が終わろうとしている今だからこそ、
自分の成功に向けてストレッチしていきましょう!
Posted by 奥富 宏幸 at 14:05 | コーチング | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
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