ある経営者から、
「うちの会社は4S運動に
積極的に取り組んでいるんですよ。
経営コンサルタントの話も聞いて、
経営計画書もつくっているんですよ~。
社員も態度が変わってきたようで、
トイレ掃除も喜んでやってますよ。」
※(4Sとは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」のこと)
そんな話を聞きました。
話を伺いながら、
私は違和感を持っていました。
「この方は、本当は何をしたいのだろう?」
企業の規模に関わらず、
最新の経営手法や、
職場の環境改善対策に
取り組む経営者はたくさんいます。
しかし、その取り組みをして、
本当は何をしたいのでしょう?
職場がきれいになる。
社員があいさつをしっかりする。
経営計画書通りにPDCAを行う。
それで、一体何が変わるのでしょう?
もっと、シンプルに言えば、
それで、売上が増えるのでしょうか?
4S運動や経営計画をしても
意味がないと言っているわけではありません。
ただ、何のためにそれらの取り組みをするのか、
大きな視点を持っておかないと、
非常に小さなことをセコセコとやる羽目になります。
組織が小さな方向にまとまっていってしまうと、
一見、いろんな活動をしていて
経営者も社員も満足感を持っているように見えますが、
売上は増えないのです。
目の前のことだけに
反射神経的に対応する経営者は、
常に後手後手の対応を
取らざるを得なくなります。
先手先手の経営をするには何が必要だと思いますか?
ぜひ、じっくりと考えてみて下さいね。
Posted by 奥富 宏幸 at 13:06 | コンサルティング | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
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