病院へ行くと、先生の顔色をうかがい、機嫌をとろうとして
ヘイコラすることはないですか?
「先生、今日はお腹の調子が悪くて・・・」
「先生、早く治りますかね?」
「先生、他に病気はないですよね?」
と不安な気持ちが先行して、先生に身を委ねてしまう、
そんなことはないですか?
会社でも同じようなことがあります。
大口の取引先に対しては誤解を恐れずに言えば、
媚びを売ることもあるでしょう。
一方、下請け業者や委託先に対しては
強気に自分の要求を通すことはないでしょうか?
何が言いたいかというと、
人は自分と相手との関係性により、
言動を変えてしまう生き物だということ。
利害関係や損得感情が働くとなおさらでしょう。
私は今地元の中小企業で働いていますが、
前職の会社名を出すと急に態度が変わる人がいます。
対等か、少し下に見ていうような人が、
急にヘイコラするのです。
私は何も変わっていません。
話す言葉も変えていません。
それなのに、相手の言動が変わるのです。
それは、なぜか?
相手が私の構造に触れたからです。
構造、つまり私の世界観を知ってしまい、
それによって人間関係をも変えてしまうのです。
でも・・・
一歩引いて考えてみてください。
「どうしてそういう構造になってしまうのか?」
ということを。そして、
「どうしたらその構造を変えられるのか?」
ということを。
日本では、
どこの大学へ行ったか、
どこの会社で働いたか、
どんな職業か、
といった「地位」「権力」「資格」などの構造に
振り回されている人がまだまだ多いです。
でも欧米のように、
その人は誰か、
その人はなぜそれをしているのか、
その人は何を伝えているか、
といった個人の「人格」を見る目を持つと、
むだに問題に巻き込まれることは減るでしょう。
そして、自分で構造を変える演出が
できるようになるのではないかと思います。
Posted by 奥富 宏幸 at 09:32 | つらつらコーチング | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
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