先日、コーチングをしている最中に、
感情が高ぶって思わず涙を流した方(Aさん)がいました。
本人としては、少し恥ずかしかったようですが、
私はとても嬉しかったです。
Aさんの心にたまっていたわだかまりがとけたから。
会社経営者であるAさんからは、
「やはり自分の弱さを見せることは、
時には必要だと感じました。
自分の気持ちを吐露することで、
悲しみや喪失感がスッと和らぎました。
今まで、人に相談できなかったのは、
相談したらそれが相手の悪口となってしまうと思い
気が引けていたからです。
でも、よく考えてみると、
自分の弱さをさらけ出すことができてなかっただけだった、
と気づきました。
自分の弱さやダメなところをユーモアを交えて
話せるようになりたいです。」
とおっしゃいました。
Aさんは、このセッションで大きく変化しました。
今まで弱みをみせられなかった理由を、
自分で再定義することができたのです。
たまっている気持ちを出しきり、
新たに入ってくるアイデアを素直に受け止める。
「出しきれば、入ってくる。」
というのは、自分の考えをアウトプットし、
新たな学びのインプットにもつながりますが、
人の呼吸でも同じ事が言えますね。
「息をふぅ~っと吐く。」
と新鮮な空気が入ってきます。
人は、お母さんのお腹から生まれてきて、
すぐに「オギャー」と泣きます。
息を吐くんです。
そして、死ぬときは、呼吸が止まり、
息を引き取ります。
面白いですよね。
息を吐けば、自然と新しい空気が入ってきます。
話を聞いてもらう、言葉にして書くというのも
自分の心を開放するには良い方法です。
出せば、入ってくるものがあります。
Posted by 奥富 宏幸 at 16:16 | コーチング | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
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