昨日は横綱 稀勢の里の執念の二番の取り組みを見て、本当に感動しました。
横綱の涙を見て、私も思わず涙がこみ上げてきました。
普段からあまり多くを語らず、淡々と勝負する姿には心を揺さぶられるものがあります。
「横綱になるには心技体全てが揃うだけではだめだ。
相撲の神様に選ばれる必要がある。」
というようなことを、以前、白鴎関が言っていたことを思い出しました。
稀勢の里が横綱になって、取り組みや質問への受け答えを見ていると、
また一回りも二回りも成長したなと感じました。
風格、自信、責任、覚悟といったものが見て取れます。
「役が人をつくる」
と言いますが、まさに横綱になって、
「横綱とはどうあるべきか?」
「横綱に必要なことは何か?」
「どんな横綱になりたいか?」
そんなことを稀勢の里も日々考えているのでしょうか?
同じポジションにいては、人としての成長は望めません。
多少、無理だと思えても、上の「役」を引き受けることで、
成長できるのだと思います。
自分がなりたい「役」をいつも得られることはありません。
得た「役」が今までの延長線上にない自分をつくるのですね。
Posted by 奥富 宏幸 at 16:59 | つらつら一語一会 | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
- プロフィール
最新記事
月別アーカイブ
- 2020年8月 (1)
- 2020年7月 (5)
- 2020年6月 (6)
- 2020年5月 (8)
- 2020年4月 (7)
- 2020年3月 (8)
- 2020年2月 (4)
- 2020年1月 (4)
- 2019年12月 (5)
- 2019年11月 (5)
- 2019年10月 (6)
- 2019年9月 (7)
- 2019年8月 (10)
- 2019年7月 (11)
- 2019年6月 (14)
- 2019年5月 (14)
- 2019年4月 (11)
- 2019年3月 (13)
- 2019年2月 (12)
- 2019年1月 (12)
- 2018年12月 (14)
- 2018年11月 (12)
- 2018年10月 (15)
- 2018年9月 (11)
- 2018年8月 (9)
- 2018年7月 (11)
- 2018年6月 (11)
- 2018年5月 (12)
- 2018年4月 (10)
- 2018年3月 (10)
- 2018年2月 (9)
- 2018年1月 (8)
- 2017年12月 (13)
- 2017年11月 (11)
- 2017年10月 (15)
- 2017年9月 (14)
- 2017年8月 (16)
- 2017年7月 (16)
- 2017年6月 (12)
- 2017年5月 (14)
- 2017年4月 (11)
- 2017年3月 (17)
- 2017年2月 (15)
- 2017年1月 (19)
- 2016年12月 (17)
- 2016年11月 (20)
- 2016年10月 (20)
- 2016年9月 (17)
- 2016年8月 (15)
- 2016年7月 (18)
- 2016年6月 (20)
- 2016年5月 (18)
- 2016年4月 (16)
- 2016年3月 (21)
- 2016年2月 (22)
- 2016年1月 (18)
- 2015年12月 (18)
- 2015年11月 (17)
- 2015年10月 (2)
最新コメント