堪え性がない人が多い気がします。
仕事でも人間関係でも、時間を置いて「待つ」ことができなくなってきたのかなー。
例えば仕事。3日、3ヶ月、3年じゃないですが、苦労して入った会社も節目節目で辞めたくなることはあります。
私が以前いた会社も100人新入社員を採用しても、1年以内には半分近くが辞めていました。
働く側からすれば、
「仕事が合わない」
「入社前と思っていたのと違った」
「休日や給与などが満足できない」
「会社の同僚が気に入らない」
など、いろいろな理由が出て来るでしょう。
受け入れる企業側にも、業務内容、福利厚生、コミュニケーションなどの面で
改善していかなければいけない側面もあると思います。
今は、一昔前に比べれば、仕事を選べる「選択肢」がたくさんあります。
「もっといい会社があります!」といって、転職をあおる会社もたくさんありますし、
「好きなことを仕事にしよう!」といったメッセージが本やネットで溢れています。
でも、それは本人の「仕事に対する心構えと能力」がある前提での「」付きの
話だということを肝に銘じておいたほうが良いかもしれません。
まず、「仕事は最初のうちは出来なくて当たり前」ということを忘れがちです。
3ヶ月で出来ること、3年で出来ること、10年で出来ること、違ってきますよね。
ただ、
「仕事に対してどんな心構えで向き合うか」
「自分はどんな働き方をしたいのか」
「自分が優先する価値観は何か」
が自分の中で確立されてこないと、
いろいろな会社を渡り歩いても、
あるいは、同じ会社に何年いても、
あなたの能力は広がらないと思います。
「待つ」ことで見えて来ることがあります。
私自身も20年近くかけて、ようやくその事の意味が分かりつつあるので・・・
Posted by 奥富 宏幸 at 15:48 | 働く | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
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