昨日は、さいたま市産業創造財団のビジネス相談会へ行ってきました。
初めてのことで、勝手が分からず、事前に頂いた相談に来る企業の情報も少なかったので、
業界情報の収集もどこから手をつけてよいか迷ってしまいました。
でも、こういうことはコンサル時代によくあったことで、お客さまの問題点のある程度の”当たり”をつけて、いくつかのシナリオを用意しておく作業は、懐かしく、楽しいものでした。
いざ相談を実際に聞いてみると、本当に中小企業の切実な悩みばかりで、
私も中小企業を経営している身なので、実情がよく分かりました。
・売り上げが落ちてきたので、集客力を高めたい。
・既存事業が低迷しているので、新分野へ進出したい。
・販路を拡大したい。
これらの悩みは、中小企業の多くが抱えるものだと思います。
解決の方向性としては、いくつか考えられますが、おおざっぱに言えば
・「こんな未来をつくりたい!」というビジョンを形にしていき、
・自社の強みと価値を棚卸して、
・具体的なターゲット顧客を想像して、
・その強みと価値を顧客にきちんと伝わるように、
・マーケティングの4Pの施策を練っていく。
ということだと思います。
あとは、
「それをどこまで緻密に、焦点を絞って、やり続けるか」
ですが、そんな時に、お客さまといっしょに帆走できるような役割になれたら嬉しいなぁ。
中小企業は一つひとつでは、小さく、経営資源も限られていますが、
足りない部分を補い、得意な分野を掛け合わせるような、
連携ができれば、それは大企業とは違う強みになりえます。
さいたま市産業創造財団も、企業と企業の橋渡し的な役割をしていて、
創業や販促に関する支援を行っていて、素晴らしいなと思いました。
いつもは現場で自分の会社を見ることが多いですが、
昨日は、久しぶりに自分をストレッチさせて、いつもとは違う脳を使いました。
やっぱり、時々は背伸びをしてみることは大切ですね。
背伸びをすると、いつもとは違う景色が見えるから。
Posted by 奥富 宏幸 at 17:40 | コンサルティング | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
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