大企業の内部留保が莫大な金額になっているとのことですが、
利益として蓄えたお金を「何に」まわすかは、企業それぞれ異なるでしょう。
多品種少量生産や業務の効率化に大規模な設備やシステムに投資する会社もあれば、
事業ポートフォリオを変えていくために、異業種の新規事業に投資する会社もあります。
これらは「モノ投資」と言えます。短期に大規模に成果を出したい場合によく行われます。
従業員の教育や給料・福利厚生や職場環境の向上に投資するのは、「ヒト投資」です。
以前、ある経営者の方が、
「せっかく苦労して入れてもすぐ辞めるかもしれないから、そんなにお金をかけられないよ。」
と言っていました。確かにそういう側面もあるかもしれません。
でも、もしかしたら、その経営者は人を育てることをあきらめる口実にそのようなことを自分に
言い聞かせているのかもしれません。
会社が社員を至れり尽くせりで育てろとは言いませんが、商品やサービス面での差別化が
ますます厳しくなっている中で、他社との違いを出すにはやはり「ヒト」なんです。
いい人材がいて、やりがいを持って働いている会社は、本当に強いです。
「ヒト投資」に加え、「コト投資」という考えもあると思います。
新しい機会、新しい出会い、新しい価値に投資するというものです。
これもすぐに成果が見えにくいですが、長くやりつづけることで、
ある時点で圧倒的な差になってくることがあります。
イチローのMLB3000本安打ではないですが、
自分がやったことが他人に喜ばれることは本当に素敵だなと思います。
一歩ずつ、前へ。
今日はどこまで辿りつきましたか?
バランスを取るには「軸」や「重心」になるものが必要だ。
Posted by 奥富 宏幸 at 16:42 | コンサルティング | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
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