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熊本県周辺の集中豪雨による災害が心配です。

被災された方には心よりお悔やみ申し上げます。

 

毎年のように自然災害が発生し、

今年はコロナウイルスで世界が大混乱しています。

世界のどこかで起こっていることは、決して他人事ではありません。

 

明日は自分の身に何が起こるか分からない、

そういう気持ちを強く持って生きる時代になったのだと思います。

 

 

さて、なかなか先行きが見えず、経営者の方は辛い状況にあると思いますが、

「今」どんなことをしているでしょうか?

 

目の前の問題に取り組むことで精一杯でしょうか?

 

そんな中でも、このコロナ禍で会社がやるべきことを明確にし、
淡々と行動している方は、来年、再来年に他社と大きな差を

つけることになると思います。

 

 

先行きが見えないからと言って、経営判断を先送りにしたり、
社員へのリクエストが曖昧にしたりする方もいらっしゃいます。

 

 

気持ちは分かりますが、こんな時だからこそ、自ら旗を立て、
それに向かって進むためのマインドと仕組みが必要になります。

 

一つ例を挙げます。

 

どんなに大変な状況であっても、

経営者がやるべきことがありますが、それは何だと思いますか?

 

それは社員とお客様に対してあなたが目指す世界観を言語化することです。

 

 

あなたがどんな会社をつくりたいか、

どんな社会になったらよいかについて、
あなたの言葉で何度も何度も伝えていくことです。

 

 

家族であってもお互いのことを完全に理解することなど無理なわけですから、
社員やお客様には、いろいろな視点であなたが伝えたいことを

メッセージとして送らなければいけません。

 

 

あなたが伝えたいことの1%でも相手に伝わってくれればいい・・・

 

そのくらいの気持ちでいないと、

「なんで分かってくれないんだ!」

とストレスをためるかもしれません。

 

相手に伝わることは難しくても、

少しでも伝わるように言葉を紡ぐのが

「送り手」の礼儀なのではないでしょうか。

 

 

 

 

私はちょうど10年前に家業へ戻ってきました。

 

営業、マーケティング、人事、総務などいろいろな仕事をしていますが、

2010年からやっていることが二つあります。

 

社員向けの社内報と、社外向けのニュースレターの発行です。

 

この媒体に、私が考えていることを言語化して伝えているわけです。

 

社内報は毎月、ニュースレターは年4回発行していますので、

それぞれ114回と40回の記事を書いてきたことになります。

 

 

社員やお客様からの反応や反響はごくわずかしかありませんが、
相手に何かしらの言葉が響き、行動につながるのであれば

それに越したことはありません。

 

もし相手に何も響かないのであれば、

それは私の書く内容に落ち度があるのではないかと考えています。

 

 

最近の社内報ではこんなことを書いてみました(一部内容を変えて抜粋)。

 

「コロナウイルスを理由に自分に負けない~どれだけ真剣に向き合うか?~」

 

皆さん自身は10年前を思い出して、今の自分にどんな声をかけたいですか?

仕事だけでなく家庭や人生でもいろいろあったと思います。

 

そして、どうにか乗り越えてきたと思います。

10年と言えば、長いようで短い時間ですが、

これからの10年はどうでしょうか?

 

倒産する会社もあるでしょうし、さらに成長する会社もあります。

同じ状態はずっとは続かないですし、大きな変化には痛みを伴います。

 

ここが踏ん張りどころだと思いますので、仕事が減っている中で、

一人ひとりできることを真剣に考えていって欲しいと思います。

 

目標を失ったり、やる気が湧かなくなった時は、

会社や人生で目指したい結果、ベストな状態に立ち返りましょう。

 

そして、どうしてその結果を手に入れたいのか、

どうやってそれを手に入れるか真剣に考えていってほしいと思います。

 

真剣でなければ喜びも苦しみも中途半端なものになると思います。

 

 

数ヶ月前の社内報を読んで、ある年配社員が記事について

初めて私に声をかけてきました。

 

普段は仕事内容以外では、ほとんど会話をしない彼が、

 

 

「毎回読んでいるけど、感心するなぁ~。全部‎自分で考えてるんですか?
 ○○の記事を読んで、感動したよ。オレも××についてはこう思うよ。」

 

その一言で、私の仕事は報われました。

Posted by 奥富 宏幸 at 13:06 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

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