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先週、サッカー日本代表監督だったハリルホジッチ監督が電撃解任されました。
突然の報道に、驚かれた方は多いのではないでしょうか?

 

かく言う私も、

 

「なぜ今このタイミングなのか?」

 

「ギリギリまで状況を打開しようとしたが、結局うまく行かずにこのタイミングになってしまったのかな?」

 

と思ったりもしました。

 

 

日本サッカー協会の田島幸三会長が昨晩、スポーツニュースに出演し、
これまでの経緯と今後について語っていました。

 

「監督と選手たちの信頼関係が弱まってきた。」

 

という言葉がとても印象的でした。

 

詳細は分かりませんが、組織で監督(リーダー)と選手(社員)との信頼関係がぐらついてくれば、個人のパフォーマンスも組織全体のパフォーマンスも落ちるのは当然の結果ですよね。

 

 

 

「日本チームの目指すべきサッカーが確立していないから(原因)、

選手たちの動きがちぐはぐたった(結果)」とか

 

「監督の采配に問題があったから(原因)、
外国人監督ばかり呼んでいるから(原因)、
試合に負けた(結果)」

 

とうまくいかなかった事の犯人(原因)捜しを始めたのかもしれません。

 

 

家族心理学では、直線的因果論と言います。

 

「Aという問題を生み出した原因はBだ」

 

といった「ものの見方」です。

 

でも、これはかなり一面的な見方ですので、本当の問題解決にはつながらないことも多いです。

 

それでも、問題の原因を一方側から特定しようとするのは、
そうすることで「自分は悪くない」と言えるからです。

 

「問題に関わりたくない」、「責任は取りたくない」と感じているからです。

 

 

もし、家族、学校、会社など、あらゆる組織で、

 

「自分は悪くない。」

 

という人ばかりになったら、どういうことが起こるでしょう?

 

 

そして、何か問題があった時に、特定の誰か一人を犯人扱いにして、その場を収めても、また同じような問題が出てきます。

 

日本代表の監督ともなれば、結果が全てと言えなくもないですが、
日本代表は、協会・監督・スタッフ・選手らが相互に連携するシステムとみると、
問題の原因は監督だけではないことは明白です。

 

 

会社組織でも同じ事が言えます。

時々、中小企業の経営者から、

 

「うちの会社は、なかなか人が集まらない。集まってもすぐに辞めてしまうんだ(結果)」

 

 それはどこの会社も同じだから(原因)、仕方ないですよね。でも、どうしたら良いでしょう?」

 

と言ったことを聞きます。

 

これも問題の原因を自分の「外」に置き、AだからBという直接的因果論で考えています。

 

 

本来は、

 

会社と社長
社長と社員
会社と社員
社員同士
採用希望者と会社

 

といったそれぞれの関係性で続いている悪循環のパターンに気づき、

 

 

「本当は、どのような状態になりたいのか」

 

「そのために、今できることは何か」

 

を考えながら取り組んでいく必要があります。

 

 

問題が起こったときに、原因を一点に集中させるのではなく、
利害者の関係性を俯瞰して、

 

「他にも”てこ入れ”できるポイントはないかな?」

 

と考えるのは結構良いアイデアだと思う今日この頃です。

 

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Posted by 奥富 宏幸 at 15:28 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

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