政府は「働き方改革」と銘打って、残業時間の短縮や、
長時間労働の是正に向けた法整備を着々と進めていますね。
週休3日制やプレミアムフライデーなどの取り組みを始めている会社もあります。
でも、そもそも、「働き方改革」ってどういうことなのでしょう?
「労働時間を短縮して、生産性を高めること?」
「今の働き方の何が問題なの?勤務時間?給与?仕事内容?人間関係?」
「新たな雇用機会の創出や職業訓練制度の充実、解雇法制の見直しなど労働市場の流動性を高めること?」
国、企業、労働者と視点が変われば、「働き方改革」の意味するとことが重なるところもあれば、そうでないところもありそうです。
ただ、働くのは労働者なわけで、労働者の働き方改革として考えた場合、勤務時間や勤務場所の自由が増えたり、給与が増えることが最終的な目的ではいけないと思います。
「働き方改革」が「生き方改革」につながらないといけないと思います。
人生の大半の時間を占める仕事ですが、仕事だけが人生ではありません。
これからAIが発達し、今まで人間がしていた仕事が機械に置き換わったとして、
人の自由な時間が増えた時に、それを「何」に使うかが大事になってきます。
「自由な時間を何に使うか?」
それは、
「どんな人生を送りたいか?」
に通じていきます。
「どんな人と、どんなことをしている時に、喜びや楽しみを感じるか?」
を自分の中で意識しないでいると、働き方改革の意義も半減してしまいます。
趣味や地域のコミュニティに参加したり、
家族団らんの時間を増やしたりして、
社会でのつながりを増やす、
自分を活かしながら、他人も活かしていく、
世の中がそんな風な流れになっていくのであれば、
働き方改革をやって良かったねとなるでしょう。
その意味でも、自分の強みや個性を再発見し、
人生における仕事以外の柱をいくつか持つことは
これからますます必要になるでしょう。
自分の人生を豊かにするために、仕事とそれ以外のバランスを上手にとり、
悩むことがあっても前に進みたい―そんな人を応援していきたいと思います。
私自身がそんな人生を目指してきたし、いろんな人に支えられてきましたので。
これからも自分らしい働き方と生き方を模索していき、「生き方改革」を実現していきたいです。
Posted by 奥富 宏幸 at 16:22 | コーチング働く | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
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