昨日、15年ほど前にアメリカ留学時代の友人からもらった葉書を
偶然見つけました。
その中にこんな言葉が書いてありました。
『自分のまだ見えていない部分を知るために、
足りないところに気づくために、
強さと優しさを教えてもらうために
様々な出会いを与えられてきたなぁと
しみじみ私は幸せ者だと思います。
様々な人たちの痛みや苦しみの上に
私の今があることも心に留めておきたい。
山々、星空、夕日、美しかった。
心の中に美しいものと思えるものや
大切だと思えるものをどんどん増やしていく。
それが自分を強め支えてくれるのでしょう。』
今になって、読み返すと、とても心に響きます。
「今、読んでみた方がいいよ。」
というメッセージのような気もします。
葉書に書いてあったような心境でいつもいられたら、
いつもいたい、と思います。
何かを与えることにも、何かを与えられることにも
感謝と愛の気持ちを持てるような人でありたいです。
葉書には、灰谷健次郎さんの言葉を最後にそっと載せてありました。
『あなたの知らないところに
いろいろな人生がある。
あなたの人生が かけがえのないように
あなたの知らない人生も
また かけがえがない。
人を愛するということは
知らない人生を知るということだ。』
Posted by 奥富 宏幸 at 16:02 | 一語一会 | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)
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