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2010年に設立したオネスタですが、8月1日より新会社になります。

会社名はICHIDO(イチド

 

 

開拓者スピリッツを持って社会課題に取り組むリーダー・経営者を育成し、
組織と個人の成長の両立を実現するお手伝いをいたします。

 

 

「社会が決めたルールに乗るのではなく、新しい発想で仕事や人生をつくりたい!」という方に向けて、リーダーマインドの強化と組織の真の強みを活かした仕組みづくりをサポートすることで、収益性と存在感を高め、顧客に長く愛されるユニークな企業や人材を増やす唯一の専門機関です。

 

会社名には、

 

『人生は一度きり、でも挑戦は何度でもできる。
一度やってだめでも、「ならばもう一度」というチャレンジスピリッツを持つ。
そのプラスワン(もう一度)のチャレンジを後押しし、社会の体温を一度(+1)上げる。』

 

そんな想いを込めてイチドと名付けました。

 

 

今の世の中を見渡してみますと、格差と分断がますます広がっています。このコロナ禍で、「自分さえよければいい」という潔癖主義、実存主義が蔓延しています。

 

 

この流れを何とか食い止めるために、微力ながらできることを一歩ずつやっていきます。
また、私の新しいチャレンジが始まります。今まで本当にありがとうございました。

 

 

~人生の可能性にチャレンジしたい方へ~

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Posted by 奥富 宏幸 at 09:56 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

昨日、家に帰る途中に後方から救急車のサイレンが聞こえてきました。

ハザードランプをつけ、道路に左側によって一時停止しました。

 

 

他の車も誰が言うこともなく、皆が一斉に車を停め、

救急車に道の中央を通らせる光景を見て、
私は涙が出そうな何とも言えない気持ちになりました。

 

 

 

先週ある会社の部長さんから、

 

「社内にルールを入れてもなかなか定着しないんです。どうしたらいいですかね~。」

 

といったご相談をうけました。

 

私が、「ルールを定着させようとしているから、ルールが定着しないんですよ。」

 

と禅問答のようなことを言うと、

その部長さんは「???」といった顔をされていました。

 

 

皆さんの会社でも似たような話はあると思います。

ここで一つ考えていただきたいことがあります。

「そもそも、そのルールはなぜ必要なのか?」

 

ということをです。

 

 

ルールと言えば、大きなレベルで言えば法律や条例がありますし、
社内で言えば、就業規則などの社内規定、さらには各業務のルールなどがありますね。

 

 

例えば、弊社ではISO14001やプライバシーマークの認証を受けていますが、
先日その社内研修を行いました。

 

 

法規制や緊急時の対応、リスクと機会の把握、年次目標の策定と

日々の活動への落とし込み、といった点をルール化するわけですが、

そう簡単にはいきません。

 

ミスもや事故のヒヤリハットも時々起こります。

 

 

ルールをつくる時点で、

「管理する側」と「管理され側」という構図ができますが、
管理する側がただルールを守らせるだけでは、定着するのは難しいでしょう。

 

 

では、どうしたらよいのでしょうか?

 

 

ミスや事故を起こす度に、違反者に注意をし、

ペナルティーを課し、対策を練るという

サイクルを延々と繰り返すしかないのでしょうか?

 

 

 

ルールをつくることの目的は、「そろえる」ことです。

 

期限、品質、値段、スキルなどの可視化しやすいものだけでなく、

さらには、信念、思い、観念などの粒度をそろえることを忘れてはいけません。

 

ルール化の目的が、評価や監視に力点が動いていくと、

おかしなことになっていくのです。

 

あなたの会社ではルールを定着させて、「何」を実現したいのでしょうか?

 

 

 

ルールを定着させる際に、多くの経営者が短期的な「結果」を

求める余り疎かにしてしまうことがあります。

 

それは、「結果」を出すまでの過程を理解していないことが往々にしてあります。

 

 

組織で社員が同じ方向を見ながら行動して、

結果を出すことが、経営者・リーダーの求めることだと思いますが、
そのためにどんなことをしていますか?

 

 

さすがに、「とにかくいいから、やれ。」などとは令和時代になって

言わないと思いますが、

 

「会社の今期の目標は売上前年比120%だから、この施策をやってく出さい。」

 

「業界の動向を見ると、今後会社がやるべきことはこれだと考えている。

 協力して欲しい。」

 

そんな言葉を部下や社員に伝えていませんか?

 

 

 

ビジネスで「結果」を出そうと思えば、本来は以下のような流れが必要なのです。

 1. 懐疑(なぜだろう?)
    ↓
 2. 思考(ああかもしれない、こうかもしれない。)
    ↓
 3. 信念(ならばこうしよう!)
    ↓
 4. 行動
    ↓
  結果

 

 

それが、ビジネスだけでなく、現代社会においては、
教育でも医療でも、政治までも、「行動」ありきの構造になってしまっています。

 

 

それって、「勉強しろ。」「この薬を飲みなさい。」「マスクをして下さい。」と

同じレベルのことがビジネスでもまかり通ってしまっているんですね。

 

自己啓発やセミナー業界を見渡すと、

 

「○○すれば夢は叶う」

「絶対成果が出る超□□法」

「ハーバード流△△思考術」

 

といったノウハウ重視のコンテンツが溢れています。

「行動」だけ改善しても、それから得られる「結果」はたかがしれています。

 

 

「結果」が出ないから、また新しい「行動」をする。
それでも、「結果」が出ないから、また新しい「行動」を探す。
その延々の繰り返しでしかないのです。

 

 

信念、思考、懐疑まで遡って、自ら思索したものだけが、

あなたの純粋な思想や知恵になります。
倫理観や道徳観も育っていきます。

 

そうして具体化された「行動」には、自発的な強い動機があり、

習慣化されていくはずです。

 

冒頭の救急車の話に戻りますが、ルールはつくるものではなく、できあがるもの。

 

ルールを使うのはヒト。そのヒトの倫理観や道徳観を育てるのも

リーダーの大切な仕事だと思います。

 

また、ルールを定着させようと思えば、

残す「自由」とすてる「自由」も考えなければいけませんが、
その話は別の機会にお話しします。

Posted by 奥富 宏幸 at 11:27 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

あなたは、「成長」についてどんな考えをお持ちでしょうか?

 

まずは、偉人の成長に関する名言を引いてみましょう。

変わることがなければ成長することもない。成長することがなければ真に生きていない。(ビル・ゲイツ)

 

自ら精神的に成長し、人々の成長にも協力せよ。それが人生を生きることである。(トルストイ)

 

人生には進歩と退歩の二つしかない。現状維持とはつまり退歩している証なのだ。(ニーチェ)

 

成果が出ないときこそ、不安がらずに、恐れずに、迷わずに一歩一歩進めるかどうかが、成長の分岐点であると考えています。(羽生善治)

 

人に変わってほしいのならば、まず自分が変わりなさい。(マハトマ・ガンジー)

 

小さなことを重ねることが、とんでもないところに行く唯一つの道。(イチロー)

 

人生において「成功」は約束されていない。しかし、人生において「成長」は約束されている。(田坂広志)

 

 

 

仕事においても人生においても、「成長」することで人生は豊かなものになると思います。

 

 

では、成長するための最善の方法とは何でしょうか?

 

 

ビジネスにおいてもそうですが、こういう問いについては、すぐに答えを探そうとしてはいけません。論理立てて分析的に考えることが大切です。

 

まずは、「成長とは何か」と、言葉の定義を考えてみましょう。
あなたの「成長」という言葉に張り付いた思考を分析してみましょう。

 

 

次に、「何のために成長するのか」、その目的を考えます。

そして、最後に、「成長するための最善の方法とは何か?」を言語化してみましょう。

 

 

そうすることで、「成長」という言葉の輪郭が少しずつ露わになるはずです。
思考を深めれば深めるほど、言葉が言っていないことが見えてくるでしょう。

 

与えられた問いに対して、どんな道筋で思考するかによって、出来上がる答えの奥行きが決まるということですね。

 

 

ここで、私の考えの一つを共有させていただきます。

 

【成長とは何か】
成長とは、概念創造実験です。

 

成長には二段階あると思います。私(個)の成長とあなた(組織や社会も含む)の成長です。どちらの成長も、双方の存在がないと成立しません。

 

無人島で一人で生きている人間が成長を感じることはないでしょうし、会社の成長だけということもありません。構造・制約・対象があって、私もあなたも成長できるのです。

 

常に移りゆくビジネスの世界では、無数の概念が生まれては消えていきます。自分が見たい世界と自分が見せたい世界を概念化し、具体化する過程で成長を感じ取れるのだと思います。

 

成長とは、空に彫刻を彫るようなものとも言えます。
空を見上げない人には作品は見えないでしょうし、その作品も時が経てば消えていきます。

 

 

【何のために成長するのか】
常識を無効化するため。

 

新しい概念が生まれれば、人は、都合良く解釈し、支配したり抑圧する動きも出てきます。そうして、偏った考え方に収斂されていったものを「常識」と呼びます。

 

常識が蔓延すれば、組織も社会も硬直化し、生き延びることはできません。

 

新しい概念を創造するためには、過去の自分の考え方を乗り越え、未来の誰かの役立つ行動が必要になります。そのためには、世界における自分の役割を認識しなけれればいけません。

 

自分も他者も引き上げるような新たな価値交換を生み出す活動をすることで、世の中が複雑になり、曖昧になります。矛盾する価値観や葛藤の中から何かを生み出す中で成長が生まれるのではないでしょうか。

 

 

【成長のための最善の方法は何か】
1. 成長する善い問いを立てる。

2. 成長する善い仲間をつくる。
3. 成長する善い場をつくる。
4. 定期的に1~3のプロセスをリセットする。

 

 

 

詳しい説明は省きますが、これらを考えて言語化するのも結構時間がかかります。

 

その代わり、自分の頭で考えたことなので、ずっと残りますし、他のアイデアとの応用も利きやすいです。

 

 

弊社が行うコンサルティングでは、このような言語化の訓練も行っています。

以前のコラムで、社員やお客様に自分の言葉で伝えることがリーダーの重要な仕事だと書きました。

 

 

このコロナ禍で、あなたの考えを言語化して、ストックしておくことは、数年後の会社の成長にも大きく影響するでしょう。ぜひトライしてみてください。

 

 

追伸:

オネスタのサービスは近々終了いたします。いよいよ新しいサービスを始めます。

Posted by 奥富 宏幸 at 12:41 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

熊本県周辺の集中豪雨による災害が心配です。

被災された方には心よりお悔やみ申し上げます。

 

毎年のように自然災害が発生し、

今年はコロナウイルスで世界が大混乱しています。

世界のどこかで起こっていることは、決して他人事ではありません。

 

明日は自分の身に何が起こるか分からない、

そういう気持ちを強く持って生きる時代になったのだと思います。

 

 

さて、なかなか先行きが見えず、経営者の方は辛い状況にあると思いますが、

「今」どんなことをしているでしょうか?

 

目の前の問題に取り組むことで精一杯でしょうか?

 

そんな中でも、このコロナ禍で会社がやるべきことを明確にし、
淡々と行動している方は、来年、再来年に他社と大きな差を

つけることになると思います。

 

 

先行きが見えないからと言って、経営判断を先送りにしたり、
社員へのリクエストが曖昧にしたりする方もいらっしゃいます。

 

 

気持ちは分かりますが、こんな時だからこそ、自ら旗を立て、
それに向かって進むためのマインドと仕組みが必要になります。

 

一つ例を挙げます。

 

どんなに大変な状況であっても、

経営者がやるべきことがありますが、それは何だと思いますか?

 

それは社員とお客様に対してあなたが目指す世界観を言語化することです。

 

 

あなたがどんな会社をつくりたいか、

どんな社会になったらよいかについて、
あなたの言葉で何度も何度も伝えていくことです。

 

 

家族であってもお互いのことを完全に理解することなど無理なわけですから、
社員やお客様には、いろいろな視点であなたが伝えたいことを

メッセージとして送らなければいけません。

 

 

あなたが伝えたいことの1%でも相手に伝わってくれればいい・・・

 

そのくらいの気持ちでいないと、

「なんで分かってくれないんだ!」

とストレスをためるかもしれません。

 

相手に伝わることは難しくても、

少しでも伝わるように言葉を紡ぐのが

「送り手」の礼儀なのではないでしょうか。

 

 

 

 

私はちょうど10年前に家業へ戻ってきました。

 

営業、マーケティング、人事、総務などいろいろな仕事をしていますが、

2010年からやっていることが二つあります。

 

社員向けの社内報と、社外向けのニュースレターの発行です。

 

この媒体に、私が考えていることを言語化して伝えているわけです。

 

社内報は毎月、ニュースレターは年4回発行していますので、

それぞれ114回と40回の記事を書いてきたことになります。

 

 

社員やお客様からの反応や反響はごくわずかしかありませんが、
相手に何かしらの言葉が響き、行動につながるのであれば

それに越したことはありません。

 

もし相手に何も響かないのであれば、

それは私の書く内容に落ち度があるのではないかと考えています。

 

 

最近の社内報ではこんなことを書いてみました(一部内容を変えて抜粋)。

 

「コロナウイルスを理由に自分に負けない~どれだけ真剣に向き合うか?~」

 

皆さん自身は10年前を思い出して、今の自分にどんな声をかけたいですか?

仕事だけでなく家庭や人生でもいろいろあったと思います。

 

そして、どうにか乗り越えてきたと思います。

10年と言えば、長いようで短い時間ですが、

これからの10年はどうでしょうか?

 

倒産する会社もあるでしょうし、さらに成長する会社もあります。

同じ状態はずっとは続かないですし、大きな変化には痛みを伴います。

 

ここが踏ん張りどころだと思いますので、仕事が減っている中で、

一人ひとりできることを真剣に考えていって欲しいと思います。

 

目標を失ったり、やる気が湧かなくなった時は、

会社や人生で目指したい結果、ベストな状態に立ち返りましょう。

 

そして、どうしてその結果を手に入れたいのか、

どうやってそれを手に入れるか真剣に考えていってほしいと思います。

 

真剣でなければ喜びも苦しみも中途半端なものになると思います。

 

 

数ヶ月前の社内報を読んで、ある年配社員が記事について

初めて私に声をかけてきました。

 

普段は仕事内容以外では、ほとんど会話をしない彼が、

 

 

「毎回読んでいるけど、感心するなぁ~。全部‎自分で考えてるんですか?
 ○○の記事を読んで、感動したよ。オレも××についてはこう思うよ。」

 

その一言で、私の仕事は報われました。

Posted by 奥富 宏幸 at 13:06 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

民法第623条では、雇用の定義について、

 

「当事者の一方が相手方に対して労働に従事することを約し、

 相手方がこれに対してその報酬を与えることを約することによって、

 その効力を生ずる。」

 

としています。

 

 

この文章を読むと、労働の対価として報酬を受け取ることが

働くことの構造であることになります。

 

 

しかし、その構造が労働人口減少と高齢化、スピードと効率化が進む競争環境、

リモートワークや働き方改革の推進などの要因により大きく変わりつつあります。

 

 

 

簡単に言えば、仕事の「質」が変容しているのです。

 

 

終身雇用制度で社員を約40年雇用する余裕がある企業も減るでしょうし、

社員もいろんなライフスタイルに合った働き方を選択できるようになってきています。

 

 

ですから、業務委託の契約で生まれる仕事も増えています。

フリーランスや個人事業主の形態で仕事をする人が増えるのも納得がいきます。

 

 

その先に何があるでしょうか? 

 

 

それは、会社が社員を雇う時代の終焉、

選ぶ会社と選ばれる社員という関係性の転換です。

 

 

従来は、社員を雇うために「場所」と「時間」を拘束していました。

それが今では生産性向上のボトルネックになる会社も増えています。

 

 

選ばれる会社に必要なものは、会社の上位概念である「社会」へ開けていること。

 

その前提として、会社が社員の信用を借りることができること。

社員が自分というメディアを発信し、顧客を集め、その信用を会社が借りること。

他社、学生、市民をも巻き込み、その信用を存分に増やす機会を提供できること。

 

 

雇用という言葉から正規雇用、非正規雇用という概念が生まれました。

そんな言葉も10年後にはなくなっているかもしれません。

 

 

社員を雇っている経営者の皆さんはどのように考えますか?

Posted by 奥富 宏幸 at 14:50 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

コロナウイルスで経済も社会も大混乱をきたしました。

 

 

今までにも疫病はありましたが、高度な医療システムと

インターネット社会が確立した中で、

人類にとって初めてのことだっと思います。

 

 

誰もが病気と情報に関して、被害者と加害者になるという

まさに想定外のことが起きているのです。

 

 

このように、予想し得ない急激なハプニングを乗り越えるためには、

社員と経営者(会社)が目指すべきことを

一致させておく必要があります。

 

 

それによって、どんな効果があると思いますか?

 

 

 

初動が遅れず行動が速く、企業目的への貢献感で動く。

誰も予見できない今回の経済悪化では、誰もが右往左往したり、

思考停止したりしてしまいます。

 

そんな中、普段から会社として何を大切にしておくか、

何を残しておくかをいっしょに考えておくことで、

コロナショックのような緊急事態においても、

臨機応変にスピード感を持って対応できる「考える共同体」となります。

 

 

サービスの品質が落ちない。
経済悪化により、売上が減る、仕事が減る、勤務時間が減る、

といったように、今まで当たり前にあったものや出来たことが

減っていく会社もあるでしょう。

 

企業の方向性がそろっているとやるべき行動も明確になります。

例えば売り上げ金額を追うのか、売上個数を追うのか、

新規顧客の拡大か既存顧客の深耕か、といった具合にです。

 

代わりにどんな新しい取り組みをしたら良いかを考えることで、

サービスの品質を大幅に低下させることなく、

次なる一手を準備できます。

リモートワークやデジタルトランスフォーメーションもこの一例です。

 

 

強い組織になる。
会社の強みやサービス内容を常にアップデートする

経験を繰り返しておくことで、凝り固まった

考えに偏らない組織になります。

 

経営者の強い信念のもと、大きな会社の方向性はそのままに、

変化する固定点を持ち続けることで、

「当たり前はない」「変化することが成長」という意識が

社員間で芽生えるようになります。

 

 

心理的安全性を保ち、レジリエンス(立ち直り力)が高まる。
緊急事態時には不安がいつも以上に高まり、

組織の求心力が低下することもあります。

 

会社も社会の中の一部であり、社会のどんな役に立つべきなのかを

日頃から社員と経営者とで話しておくことで、

双方の信頼感も高まり、不安を乗り越える素地ができます。

 

自分の仕事が社会から求められているという意識を持つこと、

使命感や責任感も生まれます。

 

 

社員と経営者が目指すべきこととは何でしょうか?
ぜひこの機会にじっくりと考えてみてください。

 

とことん考え抜いた経営者のみが、来年には大きな違いを

出していることでしょう。

Posted by 奥富 宏幸 at 20:28 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

先日、所用で品川へ行きましたが人の多さに驚きました。

コロナ前ほどではないですが、オフィスに戻って働いている方もいるのでしょう。

 

 

ただし、リモートワークの流れは大企業を中心に進んでいくでしょう。

 

紙・ハンコ文化からの脱却や評価制度、システム面の整備などの課題はありますが、

その流れは着実に進んでいくはずです。

 

 

リモートワークによってリアルタイムで業務に参加することで、

管理職の仕事や部署間の調整業務など、

実は必要性が低かった仕事が浮き彫りになります。

 

 

新規事業開発やデザインなどの頭脳系の分野では、

他社からの公募やフリーランスに業務を委託する動きも増えていきます。

 

 

業務のすべてを自社だけで抱えるのではなく、

専門性や経験を持った人材を外に求める企業も増える。

 

 

一方で、アップルのように事業プロセスの上流(企画・開発・設計)と

下流(セールス・アフターサービス)に特化する企業も増えるでしょう。

 

 

業務委託の流れも進むと思われます。

 

企業、病院や市役所などで見られるように受付、事務、経理業務から、

メールや電話での営業代行まで外部委託する動きも加速するでしょう。

 

 

学生や高齢者、障害者に一部の業務を委託する会社も出てくることから、

仕事も「デザイン」と「作業」の差異がより明確になるかもしれません。

 

 

代行や委託が増えれば、企業に残る資産・強みが残らない可能性も出てきます。

組織の部分最適にばかり目が行けば、結果、企業の成長にはつながらないからです。

 

 

まずは、自社の資産・強みを全体的に俯瞰した上で、

大きな物語の中に自社でやるべきものを忍ばせる必要があります。

単に業務効率やコストだけを追いかけてはいけません。

 

 

リモートワークが増えると、企業への帰属意識が薄れる危惧がありますが、

リモートワークによって離職率が増えることがあれば、
その会社は元々、社員が経営者や事業に魅力を感じていなかったり、

組織内でのコミュニケーションがうまくいっていなかった可能性があります。

 

信頼感と成長をベースにした人間関係が形成されていれば、

オフィスにいかなくても帰属意識はそれほど落ちるものではないはずだからです。

 

 

 

雇用形態は、正社員を増やす企業と、様々な雇用形態をミックスさせる企業に

分かれていくでしょう。

 

人材難に苦しむ会社は社員を囲い込むために正社員化を進めるでしょうし、

地域を限定して正社員として雇う企業も増えていきます。

 

正社員として働くのであれば、どの企業でも渡り歩くことができる専門性と、

物事を俯瞰して主体的に考えて動くことができる能力が求められます。

 

 

学生も有名大企業ではなく、革新的なサービスをつくるスタートアップや

ベンチャーに就職する道を選ぶ人も徐々に増えていくでしょう。

 

 

小さい会社は福利厚生面や知名度が弱く、リスクになると考える人がいる一方で、

自分の頭で考えチャレンジできる環境がないことをリスクと考えている学生も

増えてきているのです。

 

 

今までは企業の都合で派遣切りや非正規社員のカットなどをしてきました。

 

しかし、高齢者の非正規雇用の割合が高まり、若者でも自由な働き方を求める者も

一定層いるので、これからは働く人がライフスタイルに合わせて、

副業をしたり、雇用形態を変えるニーズが増えます。

 

 

企業もいろいろな雇用形態を用意しなければいけません。

 

大企業が副業を認めてきているように終身雇用制度は維持するのは難しくなります。

就業者人口の構造や事業環境の急速な変化に対応しながら、

大量の人員を抱えるのは無理があるからです。

 

 

個人の働き方の自由度を増やしながら自社にも能力を還元してもらう機会を

増やしていかなければなりません。

 

大企業が副業に門戸を広げれば、専門的な知識や経験を持った希少な人材が

複数の企業を掛け持ちする新しい働き方が広がるほか、

企業の生産性も向上する可能性があります。

 

 

企業は、社員が自由に出入りをしても「組織の人格」が落ちないような

土壌を作っておく必要があります。

出戻り、休職、復職、業務委託などの形態の選択肢もつくっておく必要があります。

 

 

雇用形態も多様になる中で、個人もどんな働き方を選ぶかを決める時代になっています。

 

国や企業が人生の面倒を見てくれません。

主体的に賢く生きるマインドと行動が求められるのです。

 

 

ただ地域の中小企業は、全員正社員、終身雇用制を発展させる会社も出てくるでしょう。

社員を雇用形態で分けるのではなく貢献度で分ける、何歳になっても入社、

退職できるなどのしくみを企業の強みとしてアピールしなければなりません。

その場合、給料の決め方や評価制度に工夫をする必要があるでしょう。

 

 

そして、その大前提となるのが、経営者の思考の解体と更新です。
古きものを含みつつ新しいものを創造していく姿勢と行動です。

経営者の働き方が変わらなければ、組織の働き方が変わるはずがありません。

 

 

働き方の変化をこのような大きな流れで見た上で、あなたはどんな準備を始めていますか?

Posted by 奥富 宏幸 at 06:56 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

先日、私の知り合いが約20年間勤めた会社を退職して、

転職するという報告がありました。

 

 

彼は40代半ば、二人の子どもがまだ成人していない中での大きな決断でした。

 

40代半ばというのは、キャリアにおいて大きな節目となる時期です。

 

経験やスキルを身につけてきた一方、

新しい環境や挑戦への耐性が弱くなるのがちょうどこの頃からだと思います。

 

それなりの肩書きや専門性を身につけている人も多い一方で、
60代まで今の延長線上の仕事で人生を歩むことを本当に望んでいるのだろうか。

 

そんな疑問を持つのだと思います。

 

 

 

 

退職と言えば、人はどんなときに働く意欲がそがれ、

会社を辞めようと思うのでしょうか。

 

 

結論から言えば、絶望感と不誠実を感じた時です。

 

 

話を聞いてくれる相手がいない。
評価が公正でない。

 

会社にチャレンジ精神がない。
経営者についていきたいと思う人格がない。

 

給与が増えない。
ブラックな環境。

 

などいろいろ原因があるでしょう。

 

 

周囲は会社への愚痴や不満ばかりでやる気がなかったり、

言われた仕事しかしていないような環境だと

仕事に対する価値を見出せなくなるでしょう。

 

 

現状を変えたいという声を聞く相手と、

現状を変えていく仕組みがないと、
改善を提案しても変わらないとあきらめていく社員もいます。

 

 

改善提案制度やサンキューカードなどの仕組みだけを入れても、
それを新しい取り組みに向けて活かしていかなければ意味がありません。

 

そこは、経営者の本気度が試されます。

 

 

結局は、経営者のリーダーシップに尽きます。

 

社会を変えたい、

新しいライフスタイルを社員といっしょにつくっていきたい

 

という強い志がないと、

組織は楽な方向へ流され硬直化していき、チャレンジ精神も育ちません。

 

もっと言えば、社長が自分の言葉で語りつづけなければいけないし、
世の中の見方を変える思考も持ち合わせていないと、

業界の横並び構造からは抜け出すことはできません。

 

 

組織の成長には、危機感と安心感が必要です。

 

ぬるま湯体質の組織は、現状維持で満足をしてしまいます。

 

敢えて難しいこと、厳しいことにチャレンジしないので、

時々組織を意識的に揺さぶり、危機感を醸成することも経営者には必要なことです。

 

同時に、社員が自分の仕事と居場所を与えられ、

給与や社会保険の保証をもらうことで、

安心を感じてもらうことも大切です。

 

 

縁あって共に働く社員を互いに支え合うことが、

適度な緊張感と温かい空気感を作ります。

 

つまり、社員間の信頼関係をベースにした

「心理的安全性」が必要になるのです。

 

 

 

また現実的な問題としては、

給与が増えないこともモチベーション低下の原因となります。

 

いくら経営者がすばらしく、

仕事にやりがいを感じていたとしても、
利益が出ないビジネスであれば、

社員は生活のために転職を考えるかもしれません。

 

 

利益は会社が社会に必要とされているかを見るための通信簿であり、

給与が増えることは社員も社会に役立つ意義を感じる一つの指標となります。

 

 

社長や上司とのコミュニケーションや評価が十分取れていなくても、

会社の利益が増え給与も増えていれば、
それは社会から必要とされる仕事だということを実感できるので、

モチベーションを維持できる人もいるでしょう。

 

仕事を通して実現する価値と

人生を通して実現する価値が全く重ならないと、
仕事を単なる義務や趣味を充実させるためのお金稼ぎと思うかもしれません。

 

 

残業が多く、休日も少ないなどの過酷な勤務状況だけでなく、
取引先にマージンを払って根回しをしてもらうとか、
談合をして仕事を分け与えてもらうといった

ブラックな環境もモチベーション低下につながります。

 

 

自分の仕事に自由やおもしろさを感じられなければ、

人は絶望していくのです。

 

 

あなたの会社の社員は絶望していませんか?
あなたは、社員に誠実に対応していますか?

Posted by 奥富 宏幸 at 12:46 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

もうコロナ前の世界には戻れません。

 

戦前/戦後のように私たちの働き方・生き方が大きく変わっていくでしょう。

 

 

もちろん、コロナ前のやり方でビジネスを続ける方もいると思いますが、
何らかの変化が必ず求められます。

 

それをしなければ、社会に必要とされ続けることは、まずないからです。

 

 

 

リモートワークの流れは大企業を中心に進んでいくでしょう。

紙・ハンコ文化からの脱却や評価制度、システム面の整備などの課題はありますが、

着実に変わっていきます。

 

 

そして、リモートワークによって管理職の仕事や部署間の調整業務など、

オンライン上で同時参加することで本当は必要のなかった仕事が浮き彫りになります。

 

 

新規事業開発、デザインなどの頭脳系の分野では、

他社からの公募やフリーランスに業務を委託する動きも増えるでしょう。

 

 

自社だけで業務のすべてを抱えるのではなく、

専門性や経験を持った人材を外に求める企業も増えます。

 

 

一方で、アップルのように事業プロセスの上流(企画・開発・設計)と

下流(セールス・アフターサービス)に特化する会社も増えるでしょう。

 

 

 

業務委託の流れも進むと思われます。

 

企業、病院や市役所などで見られるように受付、事務、経理業務から、

メールや電話での営業代行まで外部委託する動きも加速します。

 

 

ただし、代行や業務委託ばかりすれば、会社に残る資産・強みが残らない

可能性も出てきますので、注意が必要です。

 

 

組織の部分最適にばかり目が行けば、

結果、企業全体の成長にはつながらないからです。

 

 

まずは、自社の資産・強みを全体的に俯瞰した上で、

大きなセールスストーリーの中で自社でやるべきものと

他社に任せるべきものを考える必要があります。

 

単に業務効率やコストだけを見てはいけません。

 

 

リモートワークが増えると、会社への帰属意識が薄れる危惧がありますが、

リモートワークによって離職率が増えることがあれば
その会社はそもそも社員間でのコミュニケーションが

うまくいっていなかった可能性があります。

 

 

信頼感と成長をベースにした人間関係が形成されていれば、

オフィスにいかなくても帰属意識はそれほど落ちるものではないはず。

 

 

 

雇用形態は、正社員を増やす企業と、

様々な雇用形態をミックスさせる企業に分かれていくでしょう。

 

 

人材難に苦しむ会社は社員を囲い込むために正社員化を進めるだろうし、

地域を限定して正社員として雇う企業も増えていきます。

 

 

正社員として働くのであれば、どの企業でも渡り歩くことができる専門性

物事を俯瞰して主体的に考えて動くことができる能力が求められます。

 

 

今までは企業の都合で派遣切りや非正規社員のカットなどがまかり通りました。

 

高齢者の非正規雇用の割合は高まりますが、

若者でも自由な働き方を求める者も一定層います。

故に、これからは働く人がライフスタイルに合わせて、

副業をしたり、雇用形態を変える流れになると思います。

 

企業もバラエティーに富んだ、またはエッジの利いた雇用形態を

用意しなければいけません。

 

 

大企業が副業を認めてきているように終身雇用制度は維持するのは難しいです。

 

就業者人口の構造や事業環境の急速な変化に対応しながら、

大量の人員を抱えるのは無理があるからです。

 

 

個人の働き方の自由度を増やしながら

自社にも能力を還元してもらう機会を増やしていかなければなりません。

 

大企業が副業に門戸を広げれば、専門的な知識や経験を

持った希少な人材が複数の企業を掛け持ちする

新しい働き方が広がるほか、企業の生産性も向上する可能性があります。

 

 

企業は、社員が自由に出入りをしても組織の品格が落ちないような

土壌を作っておく必要があります。

 

出戻り、休職、復職、業務委託などの形態の選択肢もつくっておかなくてはいけません。

 

 

雇用形態も多様になる中で、

個人もどんな働き方を選ぶかを決める時代になります。

 

 

国や企業が人生の面倒を見てくれません。
主体的に賢く生きるマインドと行動が求められます。

 

ただ地域の中小企業は、全員正社員、終身雇用制を

発展させる会社も出てくるでしょう。

 

社員を雇用形態で分けるのではなく貢献度で分ける、

何歳になっても入社、退職できるなどのしくみを

企業の強みとしてアピールする会社が増えそうです。

 

その場合、給料の決め方や評価制度に工夫をする必要があります。

 

 

こんな風にアフターコロナの世界を冷静に俯瞰した上で、

あなたの会社の方向性を考えてみませんか?

 

 

望む社会、望む会社、
望む人生、望む生き方、

 

どれもあなたの想像力と行動力で実現できるものです。

 

そんなリーダーシップを持つあなたを応援しています。

Posted by 奥富 宏幸 at 10:11 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

 

やばせ一郎さんが6月13日(土)に子ども食堂を開催します。

 

今回で51回目になります!お時間のある方はぜひご参加下さい!!

 

◆◆◆夢だいにんぐ詳細◆◆◆

 

日時:6月13日(土)12時~14時

 

場所:夢はうす(狭山市中央3‐7、西武狭山台ハイツN-108)

 

料金:こども(中学生以下)無料 大人300円

 

メニュー:夢はうす弁当(※持ち帰りとなります)

 

主催:NPO法人まちのつながり推進室

 

 

子どもの食事難や孤食に対する問題は、親の仕事や家庭の事情も関係していて複雑です。

 

しかし、難しいことはひとまず置いておいて、温かい美味しい食事を提供することで子供たちが気持ちもお腹も温かくなる時間を過ごして欲しいというやばせさんの思いと活動は、本当に素晴らしいと思いますし、出来る範囲で応援していきたいです。

 

新型コロナウイルスの影響で落ち着かない子供たちにとって、息抜きの時間になるといいなと思います。

 

Posted by 奥富 宏幸 at 11:18 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

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