埼玉県所沢市・狭山市・自分らしい働き方と生き方をデザインするコーチング[オネスタ]

あなたの人生を”前に”押す オネスタコンサルティング

  • お問い合わせ 090-5539-5505
  • 営業時間 8:00〜17:00(土日・祝日除く)
  • HOME
  • >
  • 奥富宏幸のブログ

Pagetop

2010年に設立したオネスタですが、8月1日より新会社になります。

会社名はICHIDO(イチド

 

 

開拓者スピリッツを持って社会課題に取り組むリーダー・経営者を育成し、
組織と個人の成長の両立を実現するお手伝いをいたします。

 

 

「社会が決めたルールに乗るのではなく、新しい発想で仕事や人生をつくりたい!」という方に向けて、リーダーマインドの強化と組織の真の強みを活かした仕組みづくりをサポートすることで、収益性と存在感を高め、顧客に長く愛されるユニークな企業や人材を増やす唯一の専門機関です。

 

会社名には、

 

『人生は一度きり、でも挑戦は何度でもできる。
一度やってだめでも、「ならばもう一度」というチャレンジスピリッツを持つ。
そのプラスワン(もう一度)のチャレンジを後押しし、社会の体温を一度(+1)上げる。』

 

そんな想いを込めてイチドと名付けました。

 

 

今の世の中を見渡してみますと、格差と分断がますます広がっています。このコロナ禍で、「自分さえよければいい」という潔癖主義、実存主義が蔓延しています。

 

 

この流れを何とか食い止めるために、微力ながらできることを一歩ずつやっていきます。
また、私の新しいチャレンジが始まります。今まで本当にありがとうございました。

 

 

~人生の可能性にチャレンジしたい方へ~

「7日間で可能性に挑戦できる自分をつくるメール講座」にぜひ申し込んでみてください(無料)。
https://ichi-do.com/lp/

 

Posted by 奥富 宏幸 at 09:56 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

昨日、家に帰る途中に後方から救急車のサイレンが聞こえてきました。

ハザードランプをつけ、道路に左側によって一時停止しました。

 

 

他の車も誰が言うこともなく、皆が一斉に車を停め、

救急車に道の中央を通らせる光景を見て、
私は涙が出そうな何とも言えない気持ちになりました。

 

 

 

先週ある会社の部長さんから、

 

「社内にルールを入れてもなかなか定着しないんです。どうしたらいいですかね~。」

 

といったご相談をうけました。

 

私が、「ルールを定着させようとしているから、ルールが定着しないんですよ。」

 

と禅問答のようなことを言うと、

その部長さんは「???」といった顔をされていました。

 

 

皆さんの会社でも似たような話はあると思います。

ここで一つ考えていただきたいことがあります。

「そもそも、そのルールはなぜ必要なのか?」

 

ということをです。

 

 

ルールと言えば、大きなレベルで言えば法律や条例がありますし、
社内で言えば、就業規則などの社内規定、さらには各業務のルールなどがありますね。

 

 

例えば、弊社ではISO14001やプライバシーマークの認証を受けていますが、
先日その社内研修を行いました。

 

 

法規制や緊急時の対応、リスクと機会の把握、年次目標の策定と

日々の活動への落とし込み、といった点をルール化するわけですが、

そう簡単にはいきません。

 

ミスもや事故のヒヤリハットも時々起こります。

 

 

ルールをつくる時点で、

「管理する側」と「管理され側」という構図ができますが、
管理する側がただルールを守らせるだけでは、定着するのは難しいでしょう。

 

 

では、どうしたらよいのでしょうか?

 

 

ミスや事故を起こす度に、違反者に注意をし、

ペナルティーを課し、対策を練るという

サイクルを延々と繰り返すしかないのでしょうか?

 

 

 

ルールをつくることの目的は、「そろえる」ことです。

 

期限、品質、値段、スキルなどの可視化しやすいものだけでなく、

さらには、信念、思い、観念などの粒度をそろえることを忘れてはいけません。

 

ルール化の目的が、評価や監視に力点が動いていくと、

おかしなことになっていくのです。

 

あなたの会社ではルールを定着させて、「何」を実現したいのでしょうか?

 

 

 

ルールを定着させる際に、多くの経営者が短期的な「結果」を

求める余り疎かにしてしまうことがあります。

 

それは、「結果」を出すまでの過程を理解していないことが往々にしてあります。

 

 

組織で社員が同じ方向を見ながら行動して、

結果を出すことが、経営者・リーダーの求めることだと思いますが、
そのためにどんなことをしていますか?

 

 

さすがに、「とにかくいいから、やれ。」などとは令和時代になって

言わないと思いますが、

 

「会社の今期の目標は売上前年比120%だから、この施策をやってく出さい。」

 

「業界の動向を見ると、今後会社がやるべきことはこれだと考えている。

 協力して欲しい。」

 

そんな言葉を部下や社員に伝えていませんか?

 

 

 

ビジネスで「結果」を出そうと思えば、本来は以下のような流れが必要なのです。

 1. 懐疑(なぜだろう?)
    ↓
 2. 思考(ああかもしれない、こうかもしれない。)
    ↓
 3. 信念(ならばこうしよう!)
    ↓
 4. 行動
    ↓
  結果

 

 

それが、ビジネスだけでなく、現代社会においては、
教育でも医療でも、政治までも、「行動」ありきの構造になってしまっています。

 

 

それって、「勉強しろ。」「この薬を飲みなさい。」「マスクをして下さい。」と

同じレベルのことがビジネスでもまかり通ってしまっているんですね。

 

自己啓発やセミナー業界を見渡すと、

 

「○○すれば夢は叶う」

「絶対成果が出る超□□法」

「ハーバード流△△思考術」

 

といったノウハウ重視のコンテンツが溢れています。

「行動」だけ改善しても、それから得られる「結果」はたかがしれています。

 

 

「結果」が出ないから、また新しい「行動」をする。
それでも、「結果」が出ないから、また新しい「行動」を探す。
その延々の繰り返しでしかないのです。

 

 

信念、思考、懐疑まで遡って、自ら思索したものだけが、

あなたの純粋な思想や知恵になります。
倫理観や道徳観も育っていきます。

 

そうして具体化された「行動」には、自発的な強い動機があり、

習慣化されていくはずです。

 

冒頭の救急車の話に戻りますが、ルールはつくるものではなく、できあがるもの。

 

ルールを使うのはヒト。そのヒトの倫理観や道徳観を育てるのも

リーダーの大切な仕事だと思います。

 

また、ルールを定着させようと思えば、

残す「自由」とすてる「自由」も考えなければいけませんが、
その話は別の機会にお話しします。

Posted by 奥富 宏幸 at 11:27 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

あなたは、「成長」についてどんな考えをお持ちでしょうか?

 

まずは、偉人の成長に関する名言を引いてみましょう。

変わることがなければ成長することもない。成長することがなければ真に生きていない。(ビル・ゲイツ)

 

自ら精神的に成長し、人々の成長にも協力せよ。それが人生を生きることである。(トルストイ)

 

人生には進歩と退歩の二つしかない。現状維持とはつまり退歩している証なのだ。(ニーチェ)

 

成果が出ないときこそ、不安がらずに、恐れずに、迷わずに一歩一歩進めるかどうかが、成長の分岐点であると考えています。(羽生善治)

 

人に変わってほしいのならば、まず自分が変わりなさい。(マハトマ・ガンジー)

 

小さなことを重ねることが、とんでもないところに行く唯一つの道。(イチロー)

 

人生において「成功」は約束されていない。しかし、人生において「成長」は約束されている。(田坂広志)

 

 

 

仕事においても人生においても、「成長」することで人生は豊かなものになると思います。

 

 

では、成長するための最善の方法とは何でしょうか?

 

 

ビジネスにおいてもそうですが、こういう問いについては、すぐに答えを探そうとしてはいけません。論理立てて分析的に考えることが大切です。

 

まずは、「成長とは何か」と、言葉の定義を考えてみましょう。
あなたの「成長」という言葉に張り付いた思考を分析してみましょう。

 

 

次に、「何のために成長するのか」、その目的を考えます。

そして、最後に、「成長するための最善の方法とは何か?」を言語化してみましょう。

 

 

そうすることで、「成長」という言葉の輪郭が少しずつ露わになるはずです。
思考を深めれば深めるほど、言葉が言っていないことが見えてくるでしょう。

 

与えられた問いに対して、どんな道筋で思考するかによって、出来上がる答えの奥行きが決まるということですね。

 

 

ここで、私の考えの一つを共有させていただきます。

 

【成長とは何か】
成長とは、概念創造実験です。

 

成長には二段階あると思います。私(個)の成長とあなた(組織や社会も含む)の成長です。どちらの成長も、双方の存在がないと成立しません。

 

無人島で一人で生きている人間が成長を感じることはないでしょうし、会社の成長だけということもありません。構造・制約・対象があって、私もあなたも成長できるのです。

 

常に移りゆくビジネスの世界では、無数の概念が生まれては消えていきます。自分が見たい世界と自分が見せたい世界を概念化し、具体化する過程で成長を感じ取れるのだと思います。

 

成長とは、空に彫刻を彫るようなものとも言えます。
空を見上げない人には作品は見えないでしょうし、その作品も時が経てば消えていきます。

 

 

【何のために成長するのか】
常識を無効化するため。

 

新しい概念が生まれれば、人は、都合良く解釈し、支配したり抑圧する動きも出てきます。そうして、偏った考え方に収斂されていったものを「常識」と呼びます。

 

常識が蔓延すれば、組織も社会も硬直化し、生き延びることはできません。

 

新しい概念を創造するためには、過去の自分の考え方を乗り越え、未来の誰かの役立つ行動が必要になります。そのためには、世界における自分の役割を認識しなけれればいけません。

 

自分も他者も引き上げるような新たな価値交換を生み出す活動をすることで、世の中が複雑になり、曖昧になります。矛盾する価値観や葛藤の中から何かを生み出す中で成長が生まれるのではないでしょうか。

 

 

【成長のための最善の方法は何か】
1. 成長する善い問いを立てる。

2. 成長する善い仲間をつくる。
3. 成長する善い場をつくる。
4. 定期的に1~3のプロセスをリセットする。

 

 

 

詳しい説明は省きますが、これらを考えて言語化するのも結構時間がかかります。

 

その代わり、自分の頭で考えたことなので、ずっと残りますし、他のアイデアとの応用も利きやすいです。

 

 

弊社が行うコンサルティングでは、このような言語化の訓練も行っています。

以前のコラムで、社員やお客様に自分の言葉で伝えることがリーダーの重要な仕事だと書きました。

 

 

このコロナ禍で、あなたの考えを言語化して、ストックしておくことは、数年後の会社の成長にも大きく影響するでしょう。ぜひトライしてみてください。

 

 

追伸:

オネスタのサービスは近々終了いたします。いよいよ新しいサービスを始めます。

Posted by 奥富 宏幸 at 12:41 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

先日、私の知り合いが約20年間勤めた会社を退職して、

転職するという報告がありました。

 

 

彼は40代半ば、二人の子どもがまだ成人していない中での大きな決断でした。

 

40代半ばというのは、キャリアにおいて大きな節目となる時期です。

 

経験やスキルを身につけてきた一方、

新しい環境や挑戦への耐性が弱くなるのがちょうどこの頃からだと思います。

 

それなりの肩書きや専門性を身につけている人も多い一方で、
60代まで今の延長線上の仕事で人生を歩むことを本当に望んでいるのだろうか。

 

そんな疑問を持つのだと思います。

 

 

 

 

退職と言えば、人はどんなときに働く意欲がそがれ、

会社を辞めようと思うのでしょうか。

 

 

結論から言えば、絶望感と不誠実を感じた時です。

 

 

話を聞いてくれる相手がいない。
評価が公正でない。

 

会社にチャレンジ精神がない。
経営者についていきたいと思う人格がない。

 

給与が増えない。
ブラックな環境。

 

などいろいろ原因があるでしょう。

 

 

周囲は会社への愚痴や不満ばかりでやる気がなかったり、

言われた仕事しかしていないような環境だと

仕事に対する価値を見出せなくなるでしょう。

 

 

現状を変えたいという声を聞く相手と、

現状を変えていく仕組みがないと、
改善を提案しても変わらないとあきらめていく社員もいます。

 

 

改善提案制度やサンキューカードなどの仕組みだけを入れても、
それを新しい取り組みに向けて活かしていかなければ意味がありません。

 

そこは、経営者の本気度が試されます。

 

 

結局は、経営者のリーダーシップに尽きます。

 

社会を変えたい、

新しいライフスタイルを社員といっしょにつくっていきたい

 

という強い志がないと、

組織は楽な方向へ流され硬直化していき、チャレンジ精神も育ちません。

 

もっと言えば、社長が自分の言葉で語りつづけなければいけないし、
世の中の見方を変える思考も持ち合わせていないと、

業界の横並び構造からは抜け出すことはできません。

 

 

組織の成長には、危機感と安心感が必要です。

 

ぬるま湯体質の組織は、現状維持で満足をしてしまいます。

 

敢えて難しいこと、厳しいことにチャレンジしないので、

時々組織を意識的に揺さぶり、危機感を醸成することも経営者には必要なことです。

 

同時に、社員が自分の仕事と居場所を与えられ、

給与や社会保険の保証をもらうことで、

安心を感じてもらうことも大切です。

 

 

縁あって共に働く社員を互いに支え合うことが、

適度な緊張感と温かい空気感を作ります。

 

つまり、社員間の信頼関係をベースにした

「心理的安全性」が必要になるのです。

 

 

 

また現実的な問題としては、

給与が増えないこともモチベーション低下の原因となります。

 

いくら経営者がすばらしく、

仕事にやりがいを感じていたとしても、
利益が出ないビジネスであれば、

社員は生活のために転職を考えるかもしれません。

 

 

利益は会社が社会に必要とされているかを見るための通信簿であり、

給与が増えることは社員も社会に役立つ意義を感じる一つの指標となります。

 

 

社長や上司とのコミュニケーションや評価が十分取れていなくても、

会社の利益が増え給与も増えていれば、
それは社会から必要とされる仕事だということを実感できるので、

モチベーションを維持できる人もいるでしょう。

 

仕事を通して実現する価値と

人生を通して実現する価値が全く重ならないと、
仕事を単なる義務や趣味を充実させるためのお金稼ぎと思うかもしれません。

 

 

残業が多く、休日も少ないなどの過酷な勤務状況だけでなく、
取引先にマージンを払って根回しをしてもらうとか、
談合をして仕事を分け与えてもらうといった

ブラックな環境もモチベーション低下につながります。

 

 

自分の仕事に自由やおもしろさを感じられなければ、

人は絶望していくのです。

 

 

あなたの会社の社員は絶望していませんか?
あなたは、社員に誠実に対応していますか?

Posted by 奥富 宏幸 at 12:46 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

もうコロナ前の世界には戻れません。

 

戦前/戦後のように私たちの働き方・生き方が大きく変わっていくでしょう。

 

 

もちろん、コロナ前のやり方でビジネスを続ける方もいると思いますが、
何らかの変化が必ず求められます。

 

それをしなければ、社会に必要とされ続けることは、まずないからです。

 

 

 

リモートワークの流れは大企業を中心に進んでいくでしょう。

紙・ハンコ文化からの脱却や評価制度、システム面の整備などの課題はありますが、

着実に変わっていきます。

 

 

そして、リモートワークによって管理職の仕事や部署間の調整業務など、

オンライン上で同時参加することで本当は必要のなかった仕事が浮き彫りになります。

 

 

新規事業開発、デザインなどの頭脳系の分野では、

他社からの公募やフリーランスに業務を委託する動きも増えるでしょう。

 

 

自社だけで業務のすべてを抱えるのではなく、

専門性や経験を持った人材を外に求める企業も増えます。

 

 

一方で、アップルのように事業プロセスの上流(企画・開発・設計)と

下流(セールス・アフターサービス)に特化する会社も増えるでしょう。

 

 

 

業務委託の流れも進むと思われます。

 

企業、病院や市役所などで見られるように受付、事務、経理業務から、

メールや電話での営業代行まで外部委託する動きも加速します。

 

 

ただし、代行や業務委託ばかりすれば、会社に残る資産・強みが残らない

可能性も出てきますので、注意が必要です。

 

 

組織の部分最適にばかり目が行けば、

結果、企業全体の成長にはつながらないからです。

 

 

まずは、自社の資産・強みを全体的に俯瞰した上で、

大きなセールスストーリーの中で自社でやるべきものと

他社に任せるべきものを考える必要があります。

 

単に業務効率やコストだけを見てはいけません。

 

 

リモートワークが増えると、会社への帰属意識が薄れる危惧がありますが、

リモートワークによって離職率が増えることがあれば
その会社はそもそも社員間でのコミュニケーションが

うまくいっていなかった可能性があります。

 

 

信頼感と成長をベースにした人間関係が形成されていれば、

オフィスにいかなくても帰属意識はそれほど落ちるものではないはず。

 

 

 

雇用形態は、正社員を増やす企業と、

様々な雇用形態をミックスさせる企業に分かれていくでしょう。

 

 

人材難に苦しむ会社は社員を囲い込むために正社員化を進めるだろうし、

地域を限定して正社員として雇う企業も増えていきます。

 

 

正社員として働くのであれば、どの企業でも渡り歩くことができる専門性

物事を俯瞰して主体的に考えて動くことができる能力が求められます。

 

 

今までは企業の都合で派遣切りや非正規社員のカットなどがまかり通りました。

 

高齢者の非正規雇用の割合は高まりますが、

若者でも自由な働き方を求める者も一定層います。

故に、これからは働く人がライフスタイルに合わせて、

副業をしたり、雇用形態を変える流れになると思います。

 

企業もバラエティーに富んだ、またはエッジの利いた雇用形態を

用意しなければいけません。

 

 

大企業が副業を認めてきているように終身雇用制度は維持するのは難しいです。

 

就業者人口の構造や事業環境の急速な変化に対応しながら、

大量の人員を抱えるのは無理があるからです。

 

 

個人の働き方の自由度を増やしながら

自社にも能力を還元してもらう機会を増やしていかなければなりません。

 

大企業が副業に門戸を広げれば、専門的な知識や経験を

持った希少な人材が複数の企業を掛け持ちする

新しい働き方が広がるほか、企業の生産性も向上する可能性があります。

 

 

企業は、社員が自由に出入りをしても組織の品格が落ちないような

土壌を作っておく必要があります。

 

出戻り、休職、復職、業務委託などの形態の選択肢もつくっておかなくてはいけません。

 

 

雇用形態も多様になる中で、

個人もどんな働き方を選ぶかを決める時代になります。

 

 

国や企業が人生の面倒を見てくれません。
主体的に賢く生きるマインドと行動が求められます。

 

ただ地域の中小企業は、全員正社員、終身雇用制を

発展させる会社も出てくるでしょう。

 

社員を雇用形態で分けるのではなく貢献度で分ける、

何歳になっても入社、退職できるなどのしくみを

企業の強みとしてアピールする会社が増えそうです。

 

その場合、給料の決め方や評価制度に工夫をする必要があります。

 

 

こんな風にアフターコロナの世界を冷静に俯瞰した上で、

あなたの会社の方向性を考えてみませんか?

 

 

望む社会、望む会社、
望む人生、望む生き方、

 

どれもあなたの想像力と行動力で実現できるものです。

 

そんなリーダーシップを持つあなたを応援しています。

Posted by 奥富 宏幸 at 10:11 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

連日のコロナ報道で、経済と社会が停滞してきました。

さらに恐ろしいのは、私たちの心が折れて、思考停止になることです。

 

 

私もそうですが、経営者の皆さんは本当に大変な状態にあると思います。

 

資金繰り、社員への給与支払い、営業先の確保といった短期的な課題はもちろん、
今後の事業の方向性をどうしたら良いか頭を悩ませていることと思います。

 

 

この時期の世相を一言で言えば、「冬眠」です。

 

移動、物流、商売、レジャーなどの活動が制限され、国、個人間のレベルで
従来のつながりが分断されました。

 

 

まさに経済活動の凍結、人間の営みの冬眠とも言えます。

 

 

社会活動のスピードが落ち、必要なエネルギーを最小限にする動きです。
それはスローモーションで映画を観ているような世界にいるのではないでしょうか?

 

 

 

ということは、こんな身動きが出来ない時だからこそ、
ビジネスや社会の些細な変化を読み取れるチャンスでもあります。

 

 

行きすぎたグローバリゼーションの中で現状を直視するには、
瞬きをせずに動き回るか、目をつむって不条理な世界を見過ごしていたかもしれません。

 

 

しかし、今は瞬きをする度に、見える景色が変わっているのだと思います。

 

その変わる景色に対して、どんな風にビジネスを展開していくかを
考え尽くすということではないでしょうか?

 

知性を振りかざしたり、高邁な精神に酔うことなく、それでも社会の矛盾に
潔く分け入る。

 

そして、人の良識に問いかけながら、新しいライフスタイルをつくることに邁進したいと思います。

 

いっしょにこの難局を乗り越えていきましょう。

Posted by 奥富 宏幸 at 11:54 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

 今回の新型コロナウイルスの感染拡大がいつ収まるのか分かりませんが、

収束した頃には、生き残る会社とそうでない会社、

生き残る社員とそうでない社員がより鮮明になると思います。

 

どういうことかというと、今回の騒動で多くの方が、

否応なしに自分の会社の根本的な弱点を認識したのではないでしょうか?

 

 

「一部の会社に原料・資材の調達が集中していた。」
「親会社から委託された仕事が減少した。」
「訪日客や特定の層のお客が激減した。」

 

端的に言えば、「依存しているもの」が露わになってきたということ。

 

もちろん今回のような騒動はそうそうあるものではありませんが、
会社が倒産すれば社員も無職になり、新しい仕事を探さなければいけません。

 

変化の激しい競争にさらされている中で、国や企業が長期的に

社員を守るような構造がもはや成立しない時代になってしまいました。

 

そういう背景を踏まえると、

これから経営者にも社員にも求められるものは何でしょうか?

 

 

 

それは、「リーダーシップマインド」です。

 

リーダーシップとは何も経営者や経営幹部だけが持つものではありません。

 

ビジネス環境の変化がスピーディーかつ複雑になっている現代では、
社長1人で会社を舵取りすることは不可能です。

 

 

会社と社員の関係も「主従」から「協働」へとシフトしています。

 

会社が社員のために仕事を分け与える時代から、
社員が持ち帰る仕事を会社がプロジェクト化する時代になっているのです。

 

そう、仕事とは信頼の結晶化したもの。

 

 

今でも、社長が仕事を取ってくることもあるでしょうが、
それだけでは会社は成長し続けることはできません。

 

 

レベルの違いはあるにせよ、経営者だけでなく、
社員自身も個人の成長と組織の成長を意識しながら働く時代に入っているのです。

 

 

リーダーシップマインドをどのように醸成していったらよいのか、

いっしょに考えていきませんか?

Posted by 奥富 宏幸 at 13:37 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

現在、国立新美術館で「ブダペスト展」が開催されています。

 

シニェイ・メルシェ・パール《紫のドレスの婦人》は新聞や広告などの
メディアで度々紹介されているので、目にした方もいるのではないでしょうか?

 

 

私は絵画には明るくありませんが、個人的に惹かれる作品があれば
時々購入しています。

 

名画というのは、作者の死後に評価が高くなり、
高額で売買されることが多いですね。

 

 

時間の流れの中で、たくさんの人が作品の目に見えない価値を
言語化していく中に作品の存在意義を見出そうとしているのです。

 

それは、作品が買い手を選んでいるとも言うことが出来ます。

 

 

絵画に限らずですが、数百年、数千年もの間、
一つの作品が何人もの手に渡る。

 

そして、時には歴史の荒波に飲まれ、暗闇に葬り去られても、
存在する。

 

その奇跡に感動を覚えます。

 

 

買い手が保有した作品は、美術館や博物館で展示され、

さらに多くの人にその作品の存在と価値を与えることもあれば、

表舞台には出ずに長い間ひっそりと眠っていることもあるでしょう。

 

それでも、その作品は確かに存在しています。

 

いろいろな人の努力や思いによって、名画や名品は生き続けています。

 

 

作品は買い手が所有しているということになりますが、
より大きな、より長い視点でみれば、その作品というのは、
社会全体で所有しているとも言えます。

 

 

それは、その作品を残し、次の代に遺す・託すことが
今を生きる者の自然な使命感として現われるのではないでしょうか?

 

 

 

所有とよく比較されるのがシェア、共有です。

 

最近は、シェアリングエコノミーの中で

ビジネスをすることが当たり前の考えになっていますね。

 

「空間」「移動」「スキル」「モノ」「お金」などをシェアすることで、
遊休資産を活用したり、新しいビジネス機会を創出しようとするものです。

 

 

特に最近話題になっているのが、「サブスク」です。
いわゆる定額課金サービスですが、日々進化しています。

 

アマゾンで毎月定額を支払えば映画や音楽が見放題というものですが、
トヨタが自動車のサブスクなんかも始めています。

 

個人的には車はサブスクをするよりも、

相乗りサービスやレンタカーをもっと充実させればよいと考えます

 

 

サブスクは利用者からすれば、好きな時に好きなものを使うことができ、
モノが増える問題を回避できるので、コスパも高いと考えるでしょう。

 

 

歌は聴き放題、映画やドラマは見放題、服や時計を勝手に選んでくれる、
良いこと尽くめのように思います。

 

 

ただ・・・

 

サブスクを頻繁に利用するようになると、「捨てる」「始末をする」という
考えがだんだんと薄れていくでしょう。

 

 

「最後まで見届ける」という人間が本来大切にしてきた価値観が
社会の中でだんだん見えなくなってきています。

 

 

名画にもサブスクにも、「捨てる」という考えがないですが、
その意味合いは全く異なるのです。

 

目に見えないものの価値こそ、社会全体で所有しなければいけません。

 

Posted by 奥富 宏幸 at 13:05 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

今年は世界が動く一年になります。

 

1/31にイギリスがEUを離脱しました。

 

理由はいろいろありますが、一番大きかったのは、EUのルールに縛られたくない、

自国のことは自国で決めていきたいという国民の意思と覚悟があったのだと思います。

 

 

これは業界の規制やルールなどの中で生きようとする

企業にも通じるところがあります。

 

みんなで痛みを分け合うかわりに勝手なことは許さないよ、

という暗黙の了解があるのです。

 

 

でも今の時代、そんな業界の常識に縛られている企業は生き残ることはできませんし、
そういう企業で働く社員も生き残ることはできません。

 

 

常識というのはその時の権力者が最初に勝手に決めたもので、

正しいとは限らないのです。

 

その常識を長年盲目的に信じてきたツケが今になって出ているだけなのです。

 

 

常識や当たり前と思っていることを続けていれば、

大きく変える必要もないので楽ですが、
それは他の企業もやっていることなので、真似されるだけです。

 

そうして埋もれていくのです。

 

 

 

一方で、成長している企業というのは他の会社がやっていないこと、
業界の常識を覆すことをやっている会社です。

 

苦しいですが、挑戦者、開拓者の道を目指しませんか?

 

 

そういうリーダーシップマインドを持った方を私は心から応援していきたいです。

 

そんな方向けに、3月7日に面白いイベントがあります。

 

「哲学の日」の案内はこちらから

 

ニーチェをはじめ著名な哲学者の世界観を分かりやすく紹介するイベントです。

最近は哲学本がちょっとしたブームになっていますが、
それは今の資本主義社会の流れに疲れた人たちの揺り戻しでもあります。

 

哲学的思考はどんなビジネスにも必要なものですが、
抽象的で難解なので、敬遠しがちな方も多いと思います。

 

まずは、気軽に3月7日の「哲学の日」に足を運んでみてください。

 

参加される場合は、私にお声がけ下さいね。

一日で人生が変わるかもしれませんし、
変わらないかもしれません。でも、現状維持は退化への近道です。

 

 

また、企業や人生を開拓するリーダーシップマインドを身につけたいと
本気で思っている方は私のコーチングを試してみて下さい。

Posted by 奥富 宏幸 at 09:57 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

成功は本人が感じるものと、他者が感じるものとではその解釈も違います。

 

 

一部上場企業で働き、年収が1,000万円を超え、

おしゃれな一軒家に高級車と高級時計を身にまとっていたら、

世間的には成功していると感じる人もいるでしょう。

 

でも当の本人は、組織の歯車として、

羽をもがれたペガサスのようにただただ盲目的に働いているかもしれません。

 

 

外見はみすぼらしい四畳半ほどの小さなお店で、

手作りの洋服を製作している人のことを成功していると思う人はいないでしょう。

 

でも当の本人は、身体の不自由な方のために、

動きやすい服を一つ一つてくることに使命感をもっているかもしれません。

 

 

成功に向けて動いている人と、

成功する人を眺めている人との差延が存在します。

 

 

成功するためには、問題意識を持ち、解決策を考え、

そのために覚悟を持って行動し続けなければいけません。

 

何度も試行錯誤をして、やっとのことで手に入れた成功も束の間、

あっという間に消え去ります。

 

 

イチローは4,000本のヒットを打つために8,000回以上の悔しい思いをしました。

その悔しさから何を学び、次に生かすのか。

少しでも前に進んでいるという感覚を持てるかどうか。

 

他人と比較しやすい数字やモノの大小に囚われ続ける中で、

目に見えているものと、見えていないものとの差延が存在します。

 

成功の差延。

 

 

成功している人は、現状に留まりません。

 

同じ場所で、同じ人と話しているだけでは、

状況が大きく変わることがないのを知っています。

 

 

高校生のサッカーチームが大学生やJリーグのチームと試合をする。
オーディションに落ちまくっていた役者がNHKのドラマに抜擢される。
取り柄のない平社員が自分で手を挙げて大きなプロジェクトにチャレンジする。

 

 

キリンの首が長くなったように、
象の鼻が長くなったように、

 

 

人も環境の変化に対応できるように、

自らをストレッチさせることが必要なのです。

 

 

だからこそ、成功を繰り返してしている人に会うと、

自分も相手も成功に近づきます。

 

 

自分の成功が他人の成功を生む原動力になり、
他人の成功が自分の成功を生む原動力になる。

 

 

自分よりも成功している人と積極的に会って、
新しい成功に向けて前に進んでいる感覚(まだ実際に成功はしていない)を

持っていれば、自然とストレッチされていき、気づいたら

今まで見たことのない高みからの景色を見ることができるのではないでしょうか?

 

 

令和元年が終わろうとしている今だからこそ、
自分の成功に向けてストレッチしていきましょう!

Posted by 奥富 宏幸 at 14:05 |  | この記事のURL | コメント (0) | トラックバック (0)

  • プロフィール

最新コメント